小泉進次郎育休取得を宣言しました。男性の育休取得促進のため、自分がとることで育休を取りやすくする雰囲気づくりをするという育休の目的と、環境大臣という職務を全うしながらの自身の育休の取り方について詳細を語りました。
目次
小泉進次郎環境相の育休の詳細
小泉進次郎環境大臣は、第一子誕生後の3か月で合計2週間分育休を取ることを宣言しました。
育休の取り方としては、公務や危機管理に支障がないように国会や閣議の無い日に自宅ですごす予定とのこと。
工夫点として、土日や祝日を含め、丸一日の休暇や短時間勤務、テレワークを組み合わせる
環境省の打ち合わせは、メールやテレビ会議を使用したりして、許容の範囲で副大臣や政務官の代理出席も検討する、と具体的に育休の取り方の詳細を発表しました。
小泉進次郎環境相の育休取得を宣言は「男子の国家公務員の育休所得の政府方針」の推進!
小泉進次郎環境相の育休取得を宣言は「男子の国家公務員の育休所得の政府方針」の推進にあることを強調。「自分がとることで育休を取りやすくする雰囲気づくり」ができるとしています。
働き方改革のトップダウンで育児休業を
小泉進次郎氏環境省は、「公職を全うしながらどのような形で取得するか正直とても悩んだ。働き方改革は、トップダウンも必要だ。」と語った。
実際、まだ日本では、現職の閣僚のような特別職の国家公務員に法律で定められた育児休暇取得制度はいまのところありません。
小泉進次郎環境相の育休取得を宣言は「少子化対策」としての育児休業制度の普及目的
政府は少子化対策として2020年から男性の国家公務員に1か月以上の育休取得を促す制度を始めています。
小泉環境相は、「制度だけでなく社会の制度を変えなければ育休は増えない。環境省でも
臆することなく取得が進むことを期待している」と語りました。
最近の国内外の政治家の育休取得の様子
今回の小泉進次郎環境相の育休取得を宣言では、最近の国内外の政治家の育休所得も参考にしたようで、小泉環境相は閣僚に就任後に、出産で長期休暇をとった経験のあるニュージーランドのアーダーン首相と会談を行ったりしている。
今回の小泉進次郎環境相以外で、国内外での政治家の育休取得状況はどうでしょう。
日本では同じ特別公務員で、育休を取った例に三重県知事の鈴木栄敬知事がいます。
海外では、先ほどご紹介したニュージーランドのアーダーン首相が出産で長期休暇をとっています。その間は副首相が首相を代行しています。
一方デンマーク、スウェーデンでは、制度として育児休業制度が国会議員にも整備されています。
国会議員の男女を問わず数か月単位の育休制度が設けられています。
今回は、小泉進次郎育休取得を宣言について、詳細をまとめてみました。
今、環境問題は国際的にもかなり大きなものがあり、現職の環境大臣が「育休」を取るのは
もし、小泉環境相にの人並みより優れた政治家としての能力があるなら育休の間は環境行政の政治の停滞が起きるのは、必至です。
環境省を自認して育休を取る方法も、あったのではないかと思います。
今回の小泉環境相の現職の閣僚が育休を取ることがパフォーマンスととらえれば、多少、環境行政に停滞がでても、そのかわり、日本にも今後育休制度が進むのであれば意義もあることだと思います。
政界での賛否の声を紹介
政界では、小泉進次郎育休取得を宣言を受けて賛否の声が見られました。
肯定的意見
小泉進次郎環境相が15日、育児休暇取得の意向を表明したことに対し、「男性の取得率向上につながる」(自民党閣僚経験者)と評価する声が政界に広がった。
菅義偉官房長官は記者会見で「官民を問わず男性の育児参加の促進に良い影響を及ぼすことを期待したい」と表明。
自民党の片山さつき前女性活躍担当相は記者団に「閣僚が取るとみんな取得しやすくなる。パートナーの支援がないと女性は仕事を継続できない」と小泉氏の決断を歓迎した。
否定的意見
一方、育休中も歳費を満額支給される立場を踏まえ、国会出席など公務優先を求める意見が与党からも出た。
育休中は給与を削減される一般のサラリーマンなどと異なり、閣僚や国会議員は減額措置がない。ある自民党幹部は「多くの国民は簡単に取れない」と冷ややか。
同党の森山裕国対委員長は記者団に「国会審議に影響のない形でお取りになるだろう」と指摘し、公務に支障を来さないようクギを刺した。
立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に対し、小泉氏の不明朗な政治資金使用の疑いが週刊文春に報じられたことに触れ、「話題をそらすため育休の話を持ってきたとしたら許し難い」と強調。「育休を取るのはいいが、説明責任から逃げては駄目だ」と語った。
<ヤフーニュースより引用>
以上、小泉環境大臣の「育休取得」宣言と政界の反応でした。
今回の育休所得の評価は、最終的には、今の閣僚としての職務を120%しっかりこなせるかどうかにもかかってきます。
今後の小泉環境相の仕事に期待しましょう。