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PCR検査キット1時間検査キット国内販売、海外でも期待

島津製作所は、4月20日にかねてより開発を進めていた「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売すると発表。5月以降の海外輸出も視野に。またクラボウの新型コロナ検査キット15分で判別可能ということです。島津製作所のPCR検査キットは1時間で新型コロナウイルス検査が可能です。島津製作所は、3月来より、PCR検査キットの開発を公表していて、海外でも注目され期待されています。海外への報道は以下です。また、クラボウの15分検査キットも紹介します。これらの、新型コロナ判別時間短縮で、PCR検査数が適切に増やされることを期待します。

新型コロナウィルス

 

目次

島津製作所PCR検査キット1時間検査キット国内販売

島津製作所は、4月20日にかねてより開発を進めていた「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売すると発表しました。

島津製作所サイトより。

島津製作所PCR検査キット

煩雑な手作業を省き、検査時間を半分に「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売

島津製作所は、4月20日にかねてより開発を進めていた
「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売いたします。当面は国内のみの
販売となりますが、5月以降の海外輸出も視野に入れて準備を進めてまいります。
現状の遺伝子増幅法(PCR法)による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の検出では
、鼻咽頭拭い液などの試料(検体)からRNAを抽出して精製する煩雑な作業が必要
です。これが多数の試料を迅速に検査する際の妨げになってきました。本キット
の使用によってRNAの抽出・精製工程が省けるため、検査に要する人手を大幅に
削減でき、かつ2時間以上かかっていたPCR検査の全工程を従来の半分で
ある約1時間に短縮できます。96検体用PCR装置を用いて、96検体を検査し
た場合でも1時間半以内で行えます。また、手作業を行わずに済むため、人
為的なミスの防止にもつながります。
「新型コロナウイルス検出試薬キット」は、当社独自のAmpdirect技術※1
をベースに国立感染症研究所のマニュアル※2 に沿って開発しました。
同技術は「生体試料に含まれるたんぱく質や多糖類などのPCR阻害物質
の作用を抑制できるため、DNAやRNAを抽出・精製することなく、生体試
料をPCRの反応液に直接添加できる」というものです。島津製作所は、こ
れまでにAmpdirect技術を用いて、腸管出血性大腸菌やサルモネラ属菌、
赤痢菌、ノロウイルスなどの病原体検出試薬を開発・販売しており、ここ
で培った技術を応用して新型コロナウイルス検出試薬の開発を行いました。

2.精度の向上
誤操作などにより、陽性にもかかわらず遺伝子増幅が起きなかった場合に
誤って陰性と判断しないよう、本キットの反応液には、増幅工程が正しく進んだことを確認するための参照成分を添加しています。これにより、偽陰性が生じる可能性を低減し、検査結果の精度向上が期待できます

製品名
「2019新型コロナウイルス検出試薬キット」
価  格
22万5000円(100検体分/キット、税抜き)
月間生産量
10万検体分

島津製作所「新型コロナウイルス検出試薬キット」

引用:https://www.shimadzu.co.jp/news/press/zfdyn69049lnnr8r.html

島津製作所PCR検査キット海外報道

PCR検査キット報道

島津製作所の従業員が、新しいコロナウイルスを1時間で検出できる検査方法を開発している説明をしています。

1時間でコロナウイルスを検出するテストキットが3月にリリースされる予定です。

 

島津製作所は、新しいコロナウイルスを1時間で検出できる検査方法を開発することを目指していると発表し、現在の検査に必要な6時間よりもはるかに短縮したPCR検査キットを開発中で、3月末までにリリースされる予定です。

毎月使用するキットを約5万個生産する予定で、新しいテストは現在スクリーニングに必要な時間とコストの両方を最小化します。

新しい方法は、ノロウイルスのスクリーニングに通常使用される試薬を利用します。

コロナウイルスを検出するために現在広く使用されているポリメラーゼ連鎖反応テストは、Qチップ付きの喉綿棒を必要とし、サンプルが専用の機械に配置された後、結果が出るまでに約6時間かかります

 

新たに開発された方法はPCRテストの一形態であるが、分析に必要な時間を最小限に抑えるためにウイルスからDNAを取り出す手順をスキップします。

京都での記者会見では、「ウイルスのスクリーニング検査を受ける人が増えたため、より迅速な検査方法の開発について、検査機関から問い合わせがあった」と語りました。

体温計

クラボウの新型コロナ検査キット15分で判別可能分可能

 

クラボウの新型コロナ検査キット15分で判別可能分可能ということです。

 

大阪の繊維・化学製品メーカーのクラボウインダストリーズは、COVID-19を引き起こす新しいコロナウイルスを現在の方法よりもはるかに早く、15分で検出できる中国の会社が開発したテストキットの販売を、開始すると発表した。

 

メーカーによると、少量の血液サンプルと試薬を使用するキットは、現在肺炎を引き起こす疾患を検出するために使用されているポリメラーゼ連鎖反応(PCR)テストと比較して、時間とコストの削減が期待されています。

 

 

クラボウのキットは、疑われる患者からの血液サンプルがストリップ上の試薬と混合された後、テストストリップに赤い線を表示するのにわずか15分で判別可能です

 

PCRテストは、患者の喉や体の他の部分からサンプルを採取してから6時間かかります。

 

赤い線は血液中のウイルスに対する抗体の存在と陽性の検査結果を示している、と同社は言った。

このキットは、同社の中国のビジネスパートナーによって開発され、すでに中国の医療機関で使用されています。

クラボウはこのキットを研究・試験機関に販売する予定です。

 

10個のサンプルをテストできるキットの価格は、税抜きで25,000円です。

クラボウ検査キット

 

東洋紡、ウイルス検査キット発売

東洋紡検査キット

 

東洋紡は、新型コロナウイルスを1時間以内に、ウイルスを検出できるキットを開発。

東洋紡は、最短で1時間以内に、新型コロナウイルスの検出が可能なキットの販売を研究機関向けに始めた。

通常のPCR検査は、ウイルスから遺伝子を抽出するのに、およそ30分から2時間かかるが、独自に開発した酵素液により、遺伝子の抽出工程を最短2分で完了させ、検出までが最短56分でできるとしている。

キットは、製薬メーカーの研究部門などに販売され、治療薬の早期開発に活用される。

 

 

 

新型コロナウィルスの検査時間短縮でPCR検査数は増えるか?

今回、島津製作所は、新しいコロナウイルスを1時間で検出できる検査キットを国内販売します。

また、クラボウでは、中国で使用した15分検査キットを安価に供給可能見込みです。

従来、日本のPCR検査は不自然なほど検査数が少なく、感染研の利権構造が原因ではという嫌疑さえささやかれています。

実際、感染研主導の今までの検査の考えは、「積極的疫学検査」という表現を使っており、患者の治療目的ではなかったようにも思われます。

ですが、国民の期待は、しっかり検査を行って欲しいという期待があります。

今後、適切にPCR検査が実施され検査数も増加する期待が持たれます。

マスクをした女子

まとめ

今回は、「PCR検査キット1時間検査キット国内販売、海外でも期待」というテーマでお送りしました。

最後までお読みいただきありがとうござい

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