やはり、蔡英文は、親日だった。11日の台湾総統選で史上最多得票で蔡英文が再選しました。再選した蔡英文台湾総統総統はツイッターで、「これまで以上にリーダーシップを発揮し、未来を見据えた政策を実践する」と日本語でメッセージを発信。そして「国民の声に謙虚に向き合い、不動の心で困難を乗り越え、同様に台日の絆を深めていきたい」とも発信。
また「一個人や政党の勝ち負けではなく、民主主義の勝利。きょうもすべての台湾人と一緒に民主主義を享受できることが最大の誇りだ」と書いています。また、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は3月30日、タレントの志村けんさんが29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したことを受け、「台湾人にたくさんの笑いと元気を届けてくれてありがとうございました」「ご冥福をお祈りします」と自身のツイッターに日本語で投稿した。
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蔡英文総統は志村けんさんが死去したことを受け哀悼のコメント
台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は2020年3月30日、タレントの志村けんさんが3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したことを受け、「台湾人にたくさんの笑いと元気を届けてくれてありがとうございました」「ご冥福をお祈りします」とコメントした。自身のツイッターに日本語で投稿しました。
台湾メディアも3月30日朝、志村けんさんの死去を相次ぎ速報しています。
出演番組は台湾でも高い人気を集め、特にフジテレビ系で放映されたバラエティー番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」は、台湾では「志村大爆笑」の番組名で有名でした。
台湾主要紙「聯合報」(電子版)は90年代に台湾の有力芸能人が相次ぎ志村さんの番組でのキャラクターや芸をコピーしていたと指摘。「演出やスタイルは台湾のテレビ番組に極めて深い影響を与えた」と評しています。
台湾の蔡英文総統(63)が30日、志村けんさん死去の報を受けて自身のツイッターに「志村けんさん、国境を超えて台湾人にたくさんの笑いと元気を届けくれてありがとうございました。きっと天国でもたくさんの人を笑わせてくれることでしょう。ご冥福を心から祈ります」と日本語で追悼メッセージをつづり、桜が咲いた風景写真に「志村さん、たくさんの笑いをありがとう! 心よりご冥福を祈ります。」というメッセージも添えた。
蔡英文 Tsai Ing-wen@iingwen
蔡英文が親日だったのは李登輝元台湾総統との関係でも納得!
蔡英文が親日だったのは李登輝元台湾総統との関係でも納得できます。
李登輝元台湾総統は、親日派で知られ、かつて、李登輝元台湾総統は、日本来訪時には、かつて、台湾が日本の統治下であったころ、日本人で台湾に貢献し、不運にも台湾の暴動で落命した6人の教師「六氏先生」の墓を参ってくださったりする位の親日政治家でした。
その李登輝元台湾総統と、蔡英文は親交が厚かったのです。
例えば、蔡英文2019年の1月31日に新年の挨拶のために、李登輝元総統を自宅に訪ねています。この時李登輝元台湾総統は、2ヵ月ぶりに退院して自宅に戻った時でした。
このとき公開された写真では、退院された李元総統は、厚手のガウンを羽織って椅子に座り、曾文恵夫人の手を握られ、その後に、蔡英文総統がたっています。
また、それより前の出来事ですが、台北市内の交通部国際会議センターにおいて「人民直選総統と台湾民主発展20周年」と題するシンポジウムが開催されたときのことです。
李登輝総統は、記者団から蔡英文総統へのアドバイスを求められたことに対して「なにもない」と答え、「彼女(蔡総統)はどうやって国を導くかを知っているはずだ」と述べ蔡英文を高く評価しました。
またこんなシーンもありました。李登輝元台湾総統は蔡英文の肩を抱き、「皆さん、どうか蔡さんに台湾の未来を託して下さい」と民衆に向かって応援したこともありました。
蔡英文が親日と考えるいままでの発言や政策
蔡英文が親日と考えるいままでの発言や政策では、 2016年に発足させた蔡英文の政権では重要ポストに対する知日派の登用が目立っていました。
2008年10月、蔡英文は日本の雑誌社のインタビューではこう述べています。
対日関係について問われると蔡英文は、「日本と友好的関係、協力的関係を維持することは、最も良い政策的な選択肢だ」と述べました。
また、蔡英文は、日本語について、かつて日本語を3年間勉強したことを言いました。しかし自分の日本語について「あまり上手ではない外国語」とも付け加えました。
また、蔡英文はよく日本を観光で訪問したことなども明かしました。
旧日本統治下時代については、「日本人には誤りもあったが、台湾に対する貢献もあった」と評価もしています。
昨年に、日本が災害に見舞われたときは、やはり今回同様、蔡英文総統は日本語でツイッターを日本に向け発信してくれています。
2019年10月13日のことですが、「被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。日本は我々のとってもっとも大事な友人です。いつでも支援に駆けつけます。」という内容でした。
この蔡英文総統の日本語でツイッターに対し、その5日後に安倍首相は、日本語と中国語でツイッターを発信しました。
「台湾が常に我々と共にある、という気持ちになります。」「台湾は、我々にとって、基本的な価値観を共有する重要なパートナーであり、大切な友人です」という内容でした。
蔡英文総統は、台湾読みではツァイ・インウェンで、実は日本でも、親しみをもってよく知られるようになったのは、日本のブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場する「霧島」に似ているといわれ、そのことで蔡英文総統のことを地元台湾でも「霧島小英」と言われたりしています。
蔡英文総統のプロフィール(結婚、趣味、ペット、好物、学歴、職歴)
生まれ:台北市
年齢:63歳
結婚:独身
趣味:読書
ペット:2匹の猫と3匹の犬と同居
好きな食べ物:焼きビーフンなど台湾のB級グルメ
学歴:台湾大学法学部卒業、イギリスのロンドン・スクール・オブ。エコノミクス博士
職歴:政治大教授、大陸委員会主任委員(閣僚)、行政院副院長(副首相)
蔡英文総統の再選に日米英は祝意、中国は、不満表明
結果的に台湾の民意は「一国二制度」を中国に対し、拒否したことにまりました。
そして、日本をはじめアメリカ、イギリスは、蔡英文総統に対し祝意をおくりました。
例えば、アメリカのポンペオ国務長官は、「情け容赦ない圧力を前に、台湾海峡の安定維持に努めてきたことを称賛する」とまで、言っています。
それに対し中国は、「一つの中国に反するやり方で、強烈な不満と断固した反対を表明する」と発表しています。
また、中国は、最新鋭駆逐艦を新たに配備して、牽制をしています。
今後、蔡英文総統は、アメリカのトランプ大統領に対し、一層の台湾防衛の積極的関与を要請する見込みです。
今回は再選した蔡英文が、台湾総統に再選され、その時、日本語でツイッターを発信し、「国民の声に謙虚に向き合い、不動の心で困難を乗り越え、同様に台日の絆を深めていきたい」と親日的な発言があったので、蔡英文の過去の親日的な行動や発言をまとめてみました。そして、今回の蔡英文再選で、今後の中国との先行きも併せてかきました。
まとめ
今回は、「蔡英文が親日だったとわかる日本語ツイッター「台日の絆を深めていきたい」」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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