2020年アメリカとイランの軍事力の差を徹底比較。「世界の国別軍事力ランキング」の項目をそれぞれ比較しています。この「世界の国別軍事力ランキング」(Global Firepower)は、50項目以上の軍事力比較項目(軍事力指数(Power Index))によって、ランキングされたものです。
目次
2020年アメリカ・イランの軍事力の差を項目別に徹底比較
この「世界の国別軍事力ランキング」(Global Firepower)は、50項目以上の軍事力比較項目(軍事力指数(Power Index))によって、ランキングされたものです。
核兵器の影響はほとんど加味されていません。(若干影響あり)
軍事力指数(Power Index)の意味はコチラを参考に。⇒軍事力指数(Power Index)
アメリカの軍事力
順位:1位
軍事力指数:0.0606
人口(人):329,256,465
活用可能な人員数(人):144,872,845
年間新規成人数(人):4,188,274
現役兵員数(人):1,400,000
予備役兵員数(人):860,000
航空機(機):13,264
戦車(台):6,289
主要艦艇(隻):490
イランの軍事力
順位:14位
軍事力指数:0.2282
人口(人):83,024,745
活用可能な人員数(人):47,324,105
年間新規成人数(人):1,394,476
現役兵員数(人):523,000
予備役兵員数(人):350,000
航空機(機):509
戦車(台):2,056
主要艦艇(隻):398
イランから見たアメリカとの各項目数値差
順位差: -13位
軍事力指数: 0.1676
人口(人): -24、6231、720人
活用可能な人員数(人): -9、7548、740人
年間新規成人数(人): -2、793、798人
現役兵員数(人): -877、000人
予備役兵員数(人): -510、000人
航空機(機): -12755機
戦車(台): -4233台
主要艦艇(隻): -92隻
アメリカとイランの軍事力には圧倒的な差がありますが、両国が戦争した場合、アメリカでの本土決戦はまずなくイラン本土とその周辺の中東地域での戦いになります。
アメリカが、全軍事力のなかのどの程度を中東地域に割けるかが問題です。
アメリカ、イランのそれぞれの味方国
アメリカは、イギリスとは固い同盟で結ばれています。
また、NATOの一員でもありNATOの軍事協力を得られる場合もあります。
NATO加盟国は現在次の国々です。
アイスランド、 イギリス、 イタリア、 オランダ、カナダ、デンマーク、ノルウェー
フランス、 ベルギー、 ポルトガル、ルクセンブルク、 ギリシャ、トルコ、 ドイツ
スペイン、チェコ、 ハンガリー、ポーランド、 エストニア、 スロバキア、スロベニア
ブルガリア、 ラトビア、リトアニア、 ルーマニア、 アルバニア、クロアチア、 モンテネグロ
一方、イランは、軍事力2位、3位のロシア、中国と蜜月です。そして、中東のゲリラ戦になればイスラム教シーア派の結束で各地から援軍が得られます。
例えばイラクは、いまや、シーア派が実験をにぎっています。また、シリアもロシア軍が駐留していて、イランとは味方関係にあります。
アメリカ、イラン開戦の場合イスラエルはアメリカ側で参戦する公算が高いでしょう。
イスラエルは中東で唯一の核保有国です。
まとめ
今回は、「2020年アメリカ・イランの軍事力の差を徹底比較「世界の国別軍事力ランキング」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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