野生動物の保護活動を行う「WeCare Wildlife Rescue」の創設者ジル・ルイスさん(Gill Lewis)は2020年11月、英エセックス州マニングツリーにいた白鳥の群れが弱っていることに気付き、現在までエサを与えて注意深く見守ってきているが、群れの中にケガにより曲がった首を持つ白鳥を発見した。曲がった首を持つ白鳥は、野生動物の救助者によって「ウォンキー」の愛称で呼ばれています。と名付けられたが、群れの中で孤立しながらももパートナーを探す姿が動画でとらえられた。
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曲がった首を持つ白鳥「ウォンキー」。
野生動物の保護活動を行う「WeCare Wildlife Rescue」の創設者ジル・ルイスさん(Gill Lewis)56歳は2020年11月、英エセックス州マニングツリーにいた白鳥の群れが弱っていることに気付き、とりわけその群れの中に、曲がった首を持つ風変わりな1羽がることに気づく。
現在この首が曲がった白鳥は、野生動物の救助者によって「ウォンキー」の愛称で呼ばれていて地元住民に親しまれていた。
現在までストール川河口のほとりでエサを与えて注意深く見守ってきたジル・ルイスさんらが、ケガにより首が曲がった白鳥ウォンキー(Wonky)を、保護し、後に群れに返された。
しかし繁殖シーズンを迎え、他の白鳥が相手を見つけて続々とカップルができる中、ウォンキー(Wonky)は未だに1羽でいるという。
他の白鳥に突つかれ邪険にされながらも生涯のパートナーを探し続けているという。
ジルさんは以下のコメントをしています。
「ウォンキーは水面で、自分の首を背中に乗せた変な姿勢でいました。でもエサを与えると他の白鳥とともに喜んで食べており、しっかり飛んでいるところも確認しています。」
「このまま保護して私達が世話することも考えましたが、ウォンキーは保護されたことに怒っているようでしたし、この首でも自立して生活できていたので群れに返すことにしました。」
「ウォンキーには他の白鳥よりも多めにエサを与え、今後も見守っていこうと思います。ウォンキーに素敵な相手が見つかり、幸せに長生きしてほしいですね」
そして、ウォンキーの健康を心配した地元住民から多数の連絡が寄せられる中、3月8日、ウォンキーを捕獲し専門家によるチェックを行った。
野生動物の専門家と獣医によってチェックされた結果は、体に異常はなく、単に首の形が曲がっているだけと判明した。原因は、着地する際に他の個体とぶつかったらしい。その衝撃で骨折し腱を痛めてしまったのではないかと推測されている。
ウォンキーは首を伸ばすことができるものの、定位置が曲がってしまっているだけだった。しかし群れの中での姿を捉えた動画には、他の白鳥から何度も突つかれているウォンキーが映っている。群れから追い出されるほどではないようだが、明らかに奇異の目にさらされていた。ちょうど「ハロウィーンの衣装のように」見えます。
繁殖期を迎え、他の白鳥がパートナーを見つけカップルができていく中、ウォンキーはその見た目のせいか未だに1羽でいて、繁殖期の中で愛を逃しているようです。
曲がった首の白鳥「ウォンキー」の動画。
別の白鳥が彼に衝突した後、白鳥は奇妙な首の変形の姿になりました。| SWNS
ーSwan left with odd neck deformity after another swan crash-landed on him | SWNS
まとめ
今回は「曲がった首を持つ白鳥「ウォンキー」の動画!」というテーマでお送りいたしました。
曲がった首を持つ白鳥「ウォンキー」は、野生の群れの中に返されましたが、その後も優しく見守られているようです。少しでも長生きできれば良いと願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。