今年7月1日より一般レジ袋が有料になる中、コンビニチェーンのセイコーマートが、7月以降もレジ袋無料を継続することに決めた。この背景には、消費者の間で、レジ袋有料化の合理性があまり感じられず、不満の声が強いことも一因かもしれない。
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セイコーマート、レジ袋無料継続の背景
今年7月1日より一般レジ袋が有料になる中、コンビニチェーンのセイコーマートが、7月以降もレジ袋無料を継続することにしたため、 大手コンビニと対応に違いが出てきた。
6月22日、北海道を中心にコンビニ「セイコーマート」を展開するセコマ(札幌市)は22日、政府が全国の小売店にレジ袋有料化を義務付ける7月1日以降も無料化にすることを発表。
従来使用されていたレジ袋では、法律の規制で、有料販売が義務化になるので、7月1日からは、環境に配慮された有料対象外のバイオマス素材30%配合のレジ袋に切り替えることになる。
新しい法律では、環境に配慮された、植物由来のバイオマスプラスチック配合率が25%以上の袋などは有料の対象外とされている。
これより先だって、ファミリーマートを始め、大手コンビニ3社は、7月1日以降は有料化にすることを発表している。
今回のセイコーマートのレジ袋無料化の背景には、新型コロナの拡大を踏まえ、消費者の負担軽減と、従業員が客が持参した袋を触ることで感染するリスクがあるためとしている。
ただ、今回のレジ袋有料化は、消費者にとって突然降って湧いたような法規制で、さらに、レジ袋有料化の合理性があまり感じられず、不満の声が強い。
国は、今回のレジ袋有料化に関し、なんら国民への理解を得られる説明もなかった。
軒並み、政府の号令に従う中、無料化に踏み切れば、消費者の心をとらえやすいと考えられます。
まとめ
今回は「セイコーマート、レジ袋無料継続の背景に消費者不満の声か?」というテーマでお送りしました。
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