かんぽ生命不適切な販売で、インタビューでかんぽ生命 の今後について語った。千田かんぽ生命保険社長は、高齢者への不適切な販売が相次いだこともあり今後は「青壮年をターゲットにしないといけない」とし、また「信頼回復がなければ再生の道はあり得ない」とかたり今後の方向性を示した。
目次
かんぽ生命 不適切な販売 で青壮年ターゲット
千田かんぽ生命保険社長は、かんぽ生命 不適切な販売 高齢者の次のターゲットなど
かんぽ生命不適切な販売での今後について語った。
売り上げ高規模縮小はやむを得ず
千田かんぽ生命保険社長は、今後の事業方針では売上高などの規模はある程度は縮小せざるをえない」と語りました。
かんぽ生命は3月末までは営業停止状態ですが、その後も直ちに、新規顧客獲得の営業は
無理と判断したようです。
現状でも、不適切な販売の影響で、3割以上は保険更新ができていないようで、今後も
どれだけ減少を食い止められるかがポイントになります。
今後は青壮年ターゲットの方針
千田かんぽ生命保険社長は、高齢者の不適切販売が相次いだこともあり今後は「青壮年をターゲットにしないといけない」と述べました。
具体的には、青壮年の病気やケガに備える保険商品を強化すると述べています。
かんぽ生命 不適切な販売 今後の行方
千田かんぽ生命保険社長は、今後の方針について、2020年は信頼回復や新たな事業モデルの検討に注力し、日本郵政グループ全体の再生プランをつくるとし「信頼回復が無ければ再生の道はあり得ない」とも述べました。
かんぽ生命 不適切な販売後の再生の見込み
かんぽ生命の売り上げ規模縮小は実際上現実的には避けられない問題でしょう。
その場合、旧特定郵便局をそのまま維持する財源を他から生み出さなければなりません。
日本郵政社長の増田氏はM&Aを含む投資も検討と言っていましたが、増田社長は官僚出身で岩手県知事も務めた政治家でもありましがビジネスの手腕は未知数です。
また、保険販売のターゲットを老人から青壮年に替えていく戦略ですが、青壮年となると
今までの老人相手の営業手法は全く通じません。
老人を相手の、だましの話法も無理ですし、抱き込むような営業も無理です。
今までの郵便の営業職員の能力ではたして、どれだけ青壮年に対しる営業が通じるでしょうか?。。。。かなり困難でしょう。
以前のようにだましは使えないとなると正攻法でしっかり自社の保険商品を勉強していかなければなりません。
営業の教育から組織として0スタートが必要です。
逆に、いままで、裏切ってきた老人に、何度も通って足を棒にして、誠意を示すことが一番の「信頼回復」の近道かもしれません。
さんざん、老人をカモにして、年収1千万以上の収入や海外旅行などでうまい汁を吸ってきました。
その分を、誠意をもって、裏切った老人の信頼をまず回復することでしょう。
おそらく、今の郵便に青壮年は相手にしません。
それほど、「郵便局」ブランドは、地に落ちているのではないかと思います。
ブランドを失った企業は、客先に「利益」をもって選んでもらうしかありません。
かんぽ生命の不適切販売で失たものは大きすぎました。身を粉にするような誠意がなければ失った信頼はもどりません。
現段階では、損をかけ顧客の補償も中途半端です。
犯罪行為を働いた、募集員の処分も具体化されて、公表できています。
これらを、まずは一つひとつ、行っていくことが大切でしょう。
まとめ
今回は、「かんぽ生命 不適切な販売 高齢者の次のターゲットは!」というテーマでお送りしました。
たとえ、どんなに時間がかかっても、かつてのように、日本人に信頼され親しまれた郵便局に再び再生することを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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