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第79期名人戦七番勝負第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局棋譜!

2021年5月19日20日実施の第79期名人戦七番勝負第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局の講評と棋譜です。封じ手の42手目は△5五歩です。結果は、渡辺明名人が挑戦者の斎藤慎太郎八段に133手で勝ち、対戦成績を3勝1敗として初防衛まであと1勝に迫りました。

渡辺明王将(名人・棋王)

目次

第79期名人戦七番第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局講評。

斎藤慎太郎八段

5月19日に行なわれた第79期名人戦七番第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局(1日目)
の講評です。

持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺名人。

名人戦七番勝負の第4局は、長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」で行われました。

 

挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)が42手目を封じ手とし、1日目を終了しました。

封じ手の42手目は△5五歩です。

 

局面は既に中盤戦に入っていて、形勢はほぼ互角。持ち時間では渡辺名人が約2時間のリードをしています。

 

第1局を斎藤八段、第2局と第3局を渡辺名人が制して迎えた第4局の戦型は矢倉。

両者とも陣形の整備も整い、本格的な戦いが始り、渡辺名人からの攻めに対して、斎藤八段がどう攻め合いに行くかという経緯でした。

 

結果は、渡辺明名人が挑戦者の斎藤慎太郎八段に133手で勝ち、対戦成績を3勝1敗として初防衛まであと1勝に迫りました。

残り時間は渡辺1分、斎藤1分。

第5局は28、29日、神奈川県箱根町のホテル花月園で行われる。

渡辺明名人が優勢のまま終盤戦に入り、斎藤慎太郎八段の粘り強い指し手もあり、一時は斎藤慎太郎八段がタイに持ち込むかの場面もあったが結局、渡辺明名人が再逆転した。

封じ手の5五歩(42手目)以降、双方とも5筋に駒の利きを集中して渡辺の角切りから駒を交換。

互いに豊富な持ち駒になった。一段落したところで、手番を握った斎藤が攻勢に転じたが、渡辺が優勢に。

しかし、夕方の休憩に入る直前に斎藤が指した3七銀(78手目)が渡辺の意表を突き、渡辺は局面に自信を持てなくなった。

 

終盤で渡辺玉は中段へ追われ、斎藤に勝機があったように見えたが、玉を逃げ切って再び渡辺が優勢に。最後は斎藤玉を詰まして勝ち切った。

 

渡辺名人のコメントは以下。

「3七銀と打たれて成算がなくなり、あとは粘る方針に切り替えた。最後に自玉が寄らなくなって勝ったと思ったが、最後の詰みが、なかなか発見できなかった。」

斎藤八段のコメントは以下。

「序盤は作戦だったが、仕掛けられてよくなかった。その後少し元気が出てきたが、玉を右方に逃がしてしまって悪くなった。カド番になったが前を向いていきたい。」

 

第79期名人戦七番第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段棋譜。

第79期名人戦七番第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段棋譜(全指し手)。


将棋対局速報▲渡辺 明名人(2勝1敗)ー△斎藤慎太郎八段(1勝2敗)
第79期名人戦七番勝負第4局[矢倉]

第79期名人戦七番勝負第4局▲渡辺 明名人△斎藤慎太郎八段
渡辺 明名人が勝ちました。
(持ち時間:9時間)
(封じ手:42手目△5五歩)


将棋対局、☗渡辺明名人ー☖斎藤慎太郎八段、第79期名人戦七番
勝負第4局2日目


超難解の熱戦! 第79期 名人戦 渡辺明名人 vs 斎藤慎太郎八段
 ピンポイント解説 【将棋】

 

 

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まとめ

今回は「第79期名人戦七番勝負第4局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局棋譜」というテーマでお送りしました。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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