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雪印メグミルク 自主回収、かつての食中毒事件の教訓は生きていなかったか!

雪印メグミルクは5日、全国で販売したピザ生地「ピザクラスト」(230グラム、2枚入り)7万5864パックを自主回収すると発表しました。客から「カビが生えている」などと指摘があったため、わかったもの。雪印メグミルクといえば、以前起きた13,420人が食中毒の被害をうけた雪印食中毒事件を思い出します。かつての食中毒事件の教訓は生きていなかったのでしょうか。

雪印ピザクラフト

 

 

目次

雪印メグミルク 自主回収の詳細

雪印メグミルクは5日、全国で販売したピザ生地「ピザクラスト」(230グラム、2枚入り)7万5864パックを自主回収すると発表しました。

客から「カビが生えている」などと指摘があったため同社が調査したところ、製造過程で包装の裏側の中央部分に穴があいている商品があることがわかり密閉性が保たれていない商品を発見。
中身が劣化している恐れがあるという。

対照商品を自主回収することになりました。

。対象は賞味期限が2020年1月17日から3月6日までのもの。

健康被害の報告はないという。問い合わせは同社「ピザクラスト」回収窓口
(0120・334・599=午前9時~午後7時)へ
回収はインターネット(https://uketsuke-form.jp/modules/uketsuke_z71/)で
も受け付ける。

雪印メグミルク 自主回収、かつての食中毒事件の教訓は生きていなかったか!

雪印はかつて、テレビCMでも、ゴールデンタイムに商品広告よりはブランドのイメージ広告を頻繁に流すほどの乳製品のトップブランドでした。

それをひっくり返すような事件が13,420人が食中毒の被害をうけた雪印食中毒事件でした。

その後、雪印のブランドは地に落ち、他の乳製品メーカーが2社ほど出資して雪印メグミルクとして、再出発しました。

最初はパックの牛乳販売からスタートし当初は、雪印イコール食中毒で危険などのイメージがありましたが、徐々に雪印食中毒事件も消費者の間でも風化し、しだいに売り上げを回復
していきました。

かつて、雪印は青のブランドイメージでしたが雪印メグミルクになって、赤にしてイメージを刷新したのも功をそうしたかもしれません。

ですが、あれから30年、再び雪印遺伝子みたいな今回の自主回収事件が起きました。

雪印は昭和30年にも「雪印八雲工場食中毒事件」を起こしている歴史があります。

この会社は、過去の事件を風化させてしまい、その教訓を活かすことが出来ない体質が40年後の平成12年におきた雪印食中毒事件を起こしました。

 

食品を扱うメーカーなので、過去の教訓を生かし、雪印メグミルクイコール「安全安心」といブランドイメージを確立してほしいと思います。

 

現状では、過去の雪印食中毒事件の教訓はまだ、企業として生かされていないようです。

 

雪印食中毒事件とはどんな事件だったか

平成12年6月に発生した事件で、雪印乳業(株)大阪工場製造の低脂肪乳などに
より食中毒事件が発生しました。

6月27日大阪市保健所に最初の食中毒患者の届け出がありました。

調査の結果、雪印乳業(株)大樹工場(北海道大樹町)で製造された脱脂粉乳が停電事故で汚染され、それを再溶解して製造した脱脂粉乳を大阪工場で原料として使用していたことが判明しました。

原因は、停電事故で汚染され、それを再溶解して製造した脱脂粉乳に黄色ブドウ球菌が産生する毒素(エンテロトキシン)が含まれていたことが原因でした。

このとき雪印乳業(株)は事件直後の対応に手間取り、商品の回収やお客様・消費者への告知に時間を要したため、被害は13,420人に及んでしまいました。

この事件によって、社会に牛乳、乳製品をはじめとする加工食品の製造に、不信と不安を抱かせるだけでなく、社会に対して大きな影響を与えました。

今回のピザ生地「ピザクラスト」の自主回収事件の懸念は?

今回のピザ生地「ピザクラスト」の自主回収事件は、かつての2度の事件のように食中毒には発展しないかもしれません。

なぜかというと、パッケージの密閉不足による食品の劣化なので、食中毒よりは、カビの発生が懸念されます。

カビは体内に入れると発がん作用があります。

この場合,がんになってもピザ生地「ピザクラスト」の自主回収事件との因果は分かりません。

以前、政府が売却した食材にならない古いコメを、工業のリに使うと偽り、食用米として販売した事件がありました。

この時も問題はカビで、この時期、関西の癌の発症率が他の地域より高かったので、この工業米を食用として売った事件との因果関係も取沙汰されましたが、この時も当然ながら因果関係は証明できませんでした。

雪印メグミルク 自主回収を受けてのネットでの声

雪印メグミルク 自主回収を受けてネットでも様々な声があがっています。

一部をご紹介します。

「本当に懲りない会社ですね。」

「きちんと「製造者責任」を果たしてくれよ。
いい加減な仕事をされると、お客様の健康の為とか会社の損失拡大というだけでなく、社会の貴重な資源のムダ使いになるんだよ。」

「製造は雪印でなく別会社としても、販売者の雪印はしっかりチェックしないと。」

「なんだ。
作ってるの雪印じゃないんじゃん。」

以上ネットでの声でした。(引用:https://headlines.yahoo.co.jp)

まとめ

今回は「雪印メグミルク 自主回収、かつての食中毒事件の教訓は生きていなかったか!」
というテーマで今回起きた雪印の全国で販売されたピザ生地「ピザクラスト」の事件と過去の雪印の二つの食中毒事件と、食中毒、癌の懸念についてお伝えしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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