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渡邉美樹の今と「ホワイト企業大賞特別賞」の評判回復は効果は!

2020年1月19日、居酒屋企業のワタミが「ホワイト企業大賞特別賞」を受賞しました。ワタミがいよいよホワイト化と驚きの声があがりました。ワタミはブラック企業のイメージがまだ残る中で、本当のところはどうなんでしょか!と驚いた方も多いのではないだろうか。
渡邉美樹さんは、2013年に政界進出と取締役辞任でワタミの経営からはずっと退いていましたが、2019年に政界引退し代表取締役として経営に復帰しました。今後の渡邉美樹さんの評価を考えてみました。

渡邉美樹

 

目次

ワタミの経営者、渡邉美樹さんは今

ワタミグループは、「ワタミ」ブランドとは別に最近は「ミライザカ」「TGIフライデーズ」、そして今回の受賞対象の「三代目鳥メロ」の店舗を展開しています。

 

そして、その三代目鳥メロが受賞したのが「ホワイト企業大賞特別賞」でした。

これで、少しは、ワタミのブラック企業のイメージが払しょくされるといいのですが、このときの「ホワイト企業大賞特別賞」に関して渡辺美樹さんご自身の最近のコメントがあります。

「ワタミの離職率は2015年21.6%だったのが、2018年8.5%と改善され外食業界平均よりもかなり低い。残業時間管理、有給休暇の消化の管理が変わった。

以前は働きすぎの部分が生まれた。ただ今は労働時間というのは国が定めているというの
が前提。それを守った上で楽しく仕事しようよ、と。

以前は厳密に守っていなかった。

今は火曜日・木曜日には社内に帰宅を促す放送が流れる。以前は好きなだけ仕事をしようという部分がありましたが変わりました。そこが厳守されていると思います」

という内容のものでした。

さて、冒頭ご紹介したようにワタミの創業者であり、オーナーである渡邉美樹さんは
2013年に政界進出し、ワタミの経営から退き参議院議員を務め再び、2019年に政界引退し代表取締役として経営に戻りました。

会社の業績のほうは、2015年から赤字に転落したものの2017年3月期に、黒字になり2018年、2019年と経営に勢いが戻っています。

おそらく、渡邉美樹さんの経営手腕が功を奏していると見られます。

渡邉美樹の今と「ホワイト企業大賞特別賞」の評判回復は?

ワタミの新入社員が過労で自殺したり、アルバイトの残業時間切り捨て、告発したアルバイトに対する報復的解雇などの報道やら渡邉美樹さんの「鼻血を出そうが、ぶっ倒れようが、とにかく1週間全力でやらせる」といった“ブラック”な発言も公になったことで、ブラック企業のイメージがすっかり定着してしまいました。

2013年には「ブラック企業大賞」を受賞しました。

そして、今回、「ホワイト企業大賞特別賞」を果たしました。

この賞はどれほどの評価があれば与えられるのでしょか?

調べてみますと残念ながら、受賞は決して「ホワイト企業」であるという保証にはならないみたいです。

ホワイト企業大賞の主催者も、「ホワイト企業というお墨付きを与えるものではなく、ホワイト企業を目指す企業の健康診断のようなもの」と答えているそうです。

 

何がワタミをブラック企業のイメージにさせたのでしょうか?

渡邉美樹さんといえば、はだか一環で最初は、居酒屋のフランチャイズからスタートして
ワタミを創業して一気に規模を広げ、2000年に東証一部上場を果たし、「外食産業の風雲児」、と呼ばれたりもしました。

 

その後海外出店や介護事業、弁当宅配事業などにも参入し、連結売上高1000億円企業をつくりあげました。

最初の創業資金は、あの「佐川急便」のドライバーをして元手を作ったそうです。

労働時間は、一日20時間は当たり前のトラックドライバーの仕事で一年で300万円
貯めたそうです。

 

この渡邉美樹さんの生き方の一つに、「ワーク=ライフ」という考えがあります

渡邉美樹さんは、「仕事するのは息をするのと一緒です」と言われています。

そして、目標を100%ではなく、ぎりぎりまでがんばって手の届きそうな120%の最後のあと一歩の地点が121%の目標になるのだそうです。

では、ここで、なぜこのような高い理念があってブラック企業の汚名を受けてしまったかですが。

この渡邉美樹さんの経営者としての人生観、生き方を、不幸にもワタミで働いていて自殺された従業員をはじめ、従業員にも当てはめようとしたのが失敗だったような気がします。

もちろん、成功された渡邉美樹さんの生き方は経営者として立派だと私も思いますが、やはり、従業員と経営者は立場が違えば考え方も違います。

渡邉美樹さんの今と今後の評判回復を予想する「渡邉美樹語録」

渡邉美樹さんの今と今後の評判回復を予想する「渡邉美樹語録」をご紹介します。

1、日本は茹で上がるかえる

成人式の時の新成人のアンケート結果にふれ「自分の未来が暗いと感じる若者が3人に1人以上いるのは、悲しいはなしです。

夢があれば、未来が「暗い」と答えることは無いでしょう。

やはり夢を持てない時代・社会になっていることを痛感させられます。

自分たちがこの国の未来を背負って立つという意気込みをもって、日本の未来も「明るいと思う」と答える若者がもう少しいてほしい気もします。」と語っています。

2、最大多数に幸せを軸にすえる。

企業というのは個人の集合体であり、それと同時に社会の一員です。

企業という家族が長期的に繁栄し、かつその活動によって社会全体に利益をもたらしていくことができれば、それは、より根本的に「世の中に利益を生み出した」と言えるはずです。

個人の幸せや企業の幸せというレベルから、国にとってに幸せ、人類にとっての幸せ、というふうに、より大きな幸せを実現していく。

それが私の目指すところであり、一番大切な思考の軸なのです。

と語っています。

3、人生の価値はどれだけ人を愛したか・愛されたか

人生は、肩書や稼いだお金で、人から語られるよりただ「素敵な人生だったね」と言われるほうがよほど、うれしく思いませんか。

「どれだけ人を愛したか?」「どれだけ愛されたか?」「どれだけ感謝されたか?」この3つに対する答えだけで、その人が幸せな人生を送ったかどうか、はっきりと表れてくると思うのです。

 

以上、渡邉美樹さんのこれからの経営にも関係しそうな語録を紹介してみました。

今後の渡邉美樹さんが「ブラック企業」の汚名を返上できるかどうか予想する上での少しでも参考になればと思います。

 

今回は「渡邉美樹の今と「ホワイト企業大賞特別賞」の評判回復は効果は!」というテーマで渡邉美樹さんについての記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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