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築地容子(姫路リエ子)死去判明。生い立ち、代表曲、出演映画詳細。

歌手の築地容子さんが、2013年12月15日に死去していました。享年82歳 歌手、女優で活躍した築地容子さんの死は、関係者の連絡で判明したそうです。築地容子死去判明。生い立ち、代表曲、出演映画詳細。築地 容子さんの最近の姿。

築地容子

 

目次

築地容子(姫路リエ子)死去判明

築地容子(姫路リエ子)さんの死去が判明しました。82歳でした。

 

関係者によると、全曲集制作にあたり、担当者が日本歌手協会を通じて本人への連絡を試みて死去が判明したそうです。

担当プロデューサーは「日本の歌謡界において輝かしい活躍をされた方。すばらしい歌声を後世に伝えていくと同時に、亡くなられたことも公表することで歌手人生の軌跡を残したい」と経緯を明かにしました。

戦後の日本を歌声で彩り、第9回NHK紅白歌合戦(1958年)に出場するなど活躍した歌手の築地容子さんは、2013年12月15日に死去していました。

晩年はレコード会社や事務所などに所属せず第一線から退いていました。

22日発売の全曲集「日本の流行歌スターたち 築地容子」(ビクター)に付属するライナーノーツで初めて公表されました。

築地容子

 

築地 容子さんの最近の姿

築地 容子さんの最近の姿は、晩年は兵庫県内で暮らし、店を経営しながら関西を中心に音楽活動をしていました。


築地容子(Vo) 竹下清志(P) 小笹了水(B) 浅川ジュン(Ds) 『Che Sara』


築地容子(Vo) 竹下清志(P) 小笹了水(B) 浅川ジュン(Ds) 『 Autumn Leaves 』


築地容子(Vo) 竹下清志(P) 小笹了水(B) 浅川ジュン(Ds) Live At ROYAL HORSE

 

2011年には大阪市内で東日本大震災チャリティー公演にゲスト出演し元気な歌声を披露していました。

 

築地容子(姫路リエ子)の生い立ち

築地 容子さんは、1931年7月12日 生まれ。

本名は西原利枝。東京都出身。(現在の東京都区部(東京23区))出身。

旧芸名は姫路リエ子。

 

鴎友学園高等女学校在学中、戦争のため、静岡県榛原郡に疎開。榛原高等女学校(現・静岡県立榛原高等学校)を卒業。

現在の静岡県立榛原高等学校

 

卒業後、東京に戻り、ムーラン・ルージュの歌手になります。

ムーラン・ルージュ

1950年、姫路リエ子の芸名で映画『恋しかるらん』で女優デビュー。

 

翌1951年、大映に入る。以降、1955年まで映画出演を続けた。

その間の1954年、ビクターレコードに入社。翌1955年、「金色仮面(ゴールデンマスク)」の芸名で覆面歌手として『ジャニー・ギター』でデビュー。


ー  築地容子 ジャニー・ギター 1955 / Johnny Guitar

 

1955年の映画『東京暴力団』を最後に映画界を去り、以降、歌手活動に専念。

歌手としての芸名はその後、ファンに公募して築地容子の名前で活躍。

1958年12月31日、新宿コマ劇場で開催された第9回NHK紅白歌合戦に初出場し、『青い月夜のランデブー』を歌唱した。


ー  青い月夜のランデブー 築地容子 SP盤。

 

この第9回紅白の築地容子さんの歌のラジオ中継の音声が現存します。

 

現在も歌手活動を続けており、2013年2月17日に大阪府大阪市内のライブハウスで「?シャンソンをあなたに?築地容子ライブシ築地 容子さんの最近の姿ョー」を開催。

 

晩年は兵庫県内で暮らし、店を経営しながら関西を中心に音楽活動をしていたといいます。

 

11年には大阪市内で東日本大震災チャリティー公演にゲスト出演し元気な歌声を披露していました。

築地容子の代表曲を紹介

 

ニッポン・トウキョー・ケ・サラ・サラ(1955年) –  with 高島忠夫
作詞:井田誠一/作曲:多忠修

ニッポン・トウキョー・ケ・サラ・サラ

 

夜霧のためいき(1955年)
作詞:宮川哲夫/作曲:吉田正

 

モスコウの花売り娘(1955年)
作詞:井田誠一/作曲:吉田正


ー     モスコウの花売娘(築地容子)

 

拳銃ブルース(1955年)
作詞:宮川哲夫/作曲:利根一郎

ピンク・マンボ・ブルース(1955年)
作詞:佐伯孝夫/作曲:佐々木俊一

空の港は霧ふかく(1956年) –  with 高島忠夫
作詞:佐伯孝夫/作曲:渡久地政信

銀座のミチル(1956年)
作詞:宮川哲夫/作曲:渡久地政信

霧の夜の終電車(1956年)
作詞:佐伯孝夫/作曲:渡久地政信

青い月夜のランデブー(1956年)  ※第9回NHK紅白歌合戦(1958年)出場曲
作詞:和田隆夫/作曲:清水保雄

慕情の港町(1956年)
作詞:長浦ひでお/作曲:渡久地政信

ヌードのブルース(1956年)
作詞:石原慎太郎/作曲:宅孝二

東京の女(1957年)
作詞:佐伯孝夫/作曲:渡久地政信

アンコさん(1960年)
作詞:宮川哲夫/作曲:渡久地政信

いく夜の夢に

三浦洸一・築地容子


ー  いく夜の夢に 三浦洸一・築地容子

1955年 洋楽カバー

ジャニー・ギター

アイ・アンダースタンド

雨の朝巴里に死す

パパはマンボがお好き -  with 高島忠夫

マンボ・ジェラシー

セレソ・ローサ


ー  築地容子 – セレソ・ローサ Cerezo Rosa

荒野の貴婦人


ー 築地容子 – 荒野の貴婦人 Strange Lady in Town (1955)

 

アンチェインド・メロディー

昔のことはいわないで

グリスビーのブルース


ー  築地容子 グリスビーのブルース 1955 / Le Grisbi

 

ドリーム

 

築地容子の出演映画。

恋しかるらん(1950年、東宝)

鉄の爪(1951年、大映)

馬喰一代(1951年、大映)

十代の性典(1953年、大映)

雁(1953年、大映) - キネマ旬報ベストテン第8位

母の湖(1953年、大映)

妻恋黒田節(1954年、大映)

愛染かつら(1954年、大映)

こんな美男子見たことない(1954年、大映)

こんな奥様見たことない(1954年、大映)

新しき天(1954年、大映)

馬賊芸者(1954年、大映)

浪曲天狗道場(1955年、大映)

花ざかり男一代(1955年、大映)

風雪講道館(1955年、大映)

楊貴妃(1955年、大映) - 溝口健二監督。カラー映画

東京暴力団(1955年、大映)

ムーランルージュの青春(2011年)

ムーランルージュの青春


ー   『ムーランルージュの青春』予告編

まとめ

今回は、「築地容子(姫路リエ子)死去判明。生い立ち、代表曲、出演映画詳細。」というテーマでお送りしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

歌手の築地容子さんの素晴らしい歌声の持ち主で残念です。

築地容子さんのご冥福を祈ります。

 

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