米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドで、釣り船のレンタル・ツアー会社「アウトキャスト・スポーツ・フィッシング(Outcast Sport Fishing)」を経営するチップ・ミシャローブさん(Chip Michalove)は、2021年3月11日、同州マイトルビーチの約24キロ沖で体重約70トンにもなるタイセイヨウセミクジラの死骸をむさぼるサメの動画を撮影しInstagramに投稿した。
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クジラの死骸をむさぼるサメ。
漁師はクジラの死骸を食べる大きな白いサメの信じられないほどの映像をキャプチャしています。
米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドで、釣り船のレンタル・ツアー会社「アウトキャスト・スポーツ・フィッシング(Outcast Sport Fishing)」を経営するチップ・ミシャローブさん(Chip Michalove)は、フィッシングガイドとして20年以上この地で働いています。
そのチップさんが3月11日、サウスカロライナ州マイトルビーチの約24キロ沖で発見されたと聞きました。で非常に珍しいクジラの死体とホホジロザメの姿を捉えた。
体長約15メートル、体重約70トンにもなるタイセイヨウセミクジラ(North Atlantic right whale)の死骸に、カミソリのような鋭い歯を持つホホジロザメが食らいつく姿が捉えられた。
チップ・ミシャローブさんは北大西洋の右クジラを見ることに熱心だったので、彼と彼の乗組員は適切な条件の中で航海を計画するのを何日も待っていました。
先週の木曜日に格好の条件の時、チップ・ミシャローブさんは午前3時に出発しました – そして、彼らは給餌狂乱の真っ最中に大きな白いサメを捕まえることができたときに彼らの努力が報われました。
貴重な映像はInstagramなどのSNSに投稿された。
動画では、絶滅危惧種に指定されているタイセイヨウセミクジラの死骸に、水面から頭部を出したホホジロザメが食いついている。
クジラの肉を噛みちぎるためだろう、頭部を左右に揺らし、鋭い歯で何度もむしゃぶりついている。
貴重な場面に遭遇したチップさんは以下のコメントを挙げています。
「これまでにないほどのクレイジーな経験をした」
「2月末のことだった。マイトルビーチ沖でクジラが死んで、ホホジロザメが群がっているという話を聞いてね。」
「僕らのチームは船を出すタイミングをずっと見計らっていたんだ。研究のためにサメを捕らえ、追跡タグをつけて逃がすには絶好の機会だからね。」
「ただずっと天気が悪く、チャンスが巡ってきたのは今月11日だった。午前3時に船を出した僕らは、6時間後にクジラの死骸を見つけたんだ。」
「現場に着くとまず悪臭が鼻を突いた。そのうち慣れてきたけれど、サメにしてみれば焼きたてのチョコレートチップクッキーのニオイを嗅いでいるようなものだったと思う。」
「その後の約8時間は次から次へとホホジロザメがやってきたんだ。それはまさに僕たちが期待していたことで、その場を去るのがつらいほど興奮したよ。」
「ホホジロザメは僕らがそこにいた8時間、ずっと船の周りをグルグル回って押してきたり、モーターを噛んだりしてきた。恐怖は感じなかったけど、モーターは船の上に引き上げなくてはならなかったんだ。」
「あの経験は僕がこれまで生きてきた中で、最高の一日といっても過言ではないよ。クジラを探すのには苦労したけど、わざわざ来た甲斐があったというものさ。一生忘れることはないだろうね。」
「私はクジラに悪い気がします、私は彼らの生存に多くの関心があることを知っていますが、私は状況を利用わずにはいられませんでした。」
北大西洋の右クジラは、世界で最も絶滅の危機に瀕している大型クジラ種の一つです。アメリカの海洋大気局は、現在400体未満の種が生きていると推定している。
タイセイヨウセミクジラが暮らす海域では近年、船と衝突したり漁具に絡まる事故が多発しており、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は現時点での生息数は400頭以下と推測されています。
クジラの死骸をむさぼるサメの動画。
サウスカロライナから浮かぶ死んだ右クジラは、ホオジロザメに食い尽くされました。
クジラを噛むホオジロザメ-サウスカロライナ。
ーGreat White Shark Chewing on Whale – South Carolina
キャプテンチップMichaloveの驚くべき映像。
ーCaptain Chip Michalove makes fascinating discovery
まとめ
今回は「クジラの死骸をむさぼるサメの動画(米国サウスカロライナ)!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。