豪スーパーが「障がいに対する偏見を取り除きたい」とし、ダウン症の子供を模した人形を販売しています。オーストラリアに200以上もの店舗を展開している大手小売店「Kマート・オーストラリア(Kmart Australia)」が、このほどダウン症の子供を模した人形を販売した。この人形がダウン症の子供たちに笑顔をもたらしており、Kマート・オーストラリアに称賛の声が寄せられている動画。
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豪スーパーがダウン症の子供を模した人形を販売。
オーストラリアに200以上もの店舗を展開している大手小売店「Kマート・オーストラリア(Kmart Australia)」が、このほどダウン症の子供を模した人形を販売したことで、この人形がダウン症の子供たちに笑顔をもたらし、Kマート・オーストラリアに称賛の声が寄せられています。
オーストラリア在住のブロガーであるブロディーさん(Brodee)が2歳になる息子イライジャ君(Elijah)のために購入した人形の写真をFacebookに投稿したところ、多くの関心が集まっっています。
ブロディーさんが購入した人形は一体15豪ドル(約1150円)ほどでダウン症の子供と同じ表情をしており、Kマート・オーストラリアが販売しているものだった。これは同社の「人形にも多様性を」との考えから作られたものだった。
イライジャ君はダウン症を患っており、自分と同じ表情をしたこの人形が大のお気に入りの様子です。
ブロディーさんはこの人形を初めて目にした時に目頭が熱くなる思いがしたそうで、同時にダウン症の子供を模した人形が販売されていることに驚いたそうです。
ブロディーさんは17歳の時にイライジャ君を出産しており、妊娠25週頃に医師から「生まれてくる子供はダウン症」と伝えられ、中絶を勧められたそうです。
しかし「先生、あなたはイライジャが何もできないだろうとおっしゃっていましたが、息子は今、2歳になって何でもできるようになったのです」といいます。
ブロディーさんのFacebookには人形と遊ぶイライジャ君の姿が多数投稿されており、この人形のことを知った人たちからは様々なコメントが寄せられました。
「Kマートがこれらの人形を販売してくれるなんて、本当に素敵すぎるわ。」
「多様性の人形だなんて、すごいわ。子供たちが引け目を感じる心配もないし自信を持てるようにもなると思う。多くの子供たちの心を温かくしてくれたKマートに感謝です。」
「これ最高じゃない! これで15ドルなの?」
Kマートの小売管理者であるジョン・グアルティエーリ氏(John Gualtieri)は、この人形について次のように語っています。
「子供たちには全ての人々が姿、能力、体格が違うことを知ってもらうことが大事だと思いました。そして今回、障がいを持って生きる人たちを反映したファッションドールを販売できたことをとても嬉しく思っています。」
「私たちはこれらの人形が、子供たちにとって個性的でユニークなことは素晴らしいことだと感じてくれることを願っています。また人形は、障がいにまつわる偏見を取り除くことに対して役立つのではないかと考えています。」
豪スーパーがダウン症の子供を模した人形を販売の動画!
ダウン症協会が新しい人形を歓迎。
ー Down Syndrome Association welcomes new dolls
ダウン症の人形をストックするという大手小売チェーンの決定は、子供たちが人形を反映したおもちゃにアクセスしやすくなることを意味します。ある擁護団体によると。
人形は、切断者の人形、視覚障害のある人形、車椅子の人形がすでに含まれているKマートの範囲に加わります。
ダウン症協会のZandraVaccarinoは、その素晴らしい人形が広く入手可能になり、より手頃な価格になると言います。
まとめ
今回は「豪スーパーがダウン症の子供を模した人形を販売の動画!」というテーマでお送りしました。
オーストラリアに200以上もの店舗を展開している大手小売店「Kマート・オーストラリア(Kmart Australia)」が、このほどダウン症の子供を模した人形を販売したことで、この人形がダウン症の子供たちに笑顔をもたらしたという心温まるニュースをお届けしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。