坂口芳貞さんが死去されました。テレビドラマ、映画でも活躍し、声優としても、ダース・ベイダー声優 舞台ドラマなど出演多数でおなじみの声優です。死因は大腸がんで享年80歳でした。
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坂口芳貞さんが死去死因と年齢
1939年10月2日生まれで東京都出身の男性俳優で文学座所属です。
テレビドラマ、映画でも活躍し、声優としても、ダース・ベイダー声優 舞台ドラマなど出演多数でおなじみの声優です。
死因は大腸がんで享年80歳でした。
坂口芳貞さんは、1963年に文学座研究所入所し、俳優で文学座附属演劇研究所所長を務められていました。
アーノルド・シュワルツェネッガーの元グリーンベレーこと「コマンドー」のクックの吹き替えの人として知られています。
坂口芳貞さんの主な出演、活躍
坂口芳貞さんの生前の主な出演、活躍をご紹介します。
舞台出演:1981年「ハムレット」、1991年「あ・うん」、2011年「風と共に去りぬ」他 「秋の蛍」(文学座)、「煙が目にしみる」、(加藤健一事務所)、「青春の門」(北九州芸術劇場)、「風のつめたき櫻かな」「定年ゴジラ」(文学座)他多数の舞台に出演。
舞台演出:初舞台は「友絵の鼓」「花咲くチェリー」「わが町」「三人姉妹」(文学座)など、演出も数多く手がける 。
声優活動:「スターウォーズ エピソード4」でダース・ベイダー、トミー・リー・ジョーンズの吹き替え、「アンタッチャブル」「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」のショーン・コネリー、「セブン」「ショーシャンクの空に」などでモーガン・フリーマン、名探偵ポワロ の ジャップ警部の吹き替えなど多数
「ギャラクティカ」アダマ艦長・坂口芳貞、庵野秀明監督らを“名誉艦長”に任命
「リトルプリンス」 「星の王子さまと私」「ももへの手紙」
映画出演:『くるみ割り人形と秘密の王国』
(ドロッセルマイヤー役/モーガン・フリーマン)、「兄消える」
2019年公開の日本語吹き替え版ナレーション
アメリカン・ミュージック・ジャーニー
ドラマ:NHK大河「翔ぶが如く」「巧妙が辻」のほか、「特捜最前線」「氷点」
生前はこんなことも語っておられます。
モーガン・フリーマンに関してはシリアスさとコミカルさがすぐに来るのでアテレコするのが難しいと話しています。
もし自分が長生きできたら、今後老けたニコラス・ケイジをアテレコしたいと話していました。
自分は声がハスキーだから乱暴な役の吹き替えが多いと話し、二枚目は少なく「冒険者」のアラン・ドロンなども希少な二枚目役だと話します。
また、黒人役の吹き替えが多く、初レギュラー吹き替えはドラマ「黒いジャガー」のリチャード・ラウンドトゥリーだったといいます。
GALACTICA/ギャラクティカのアダマ艦長役の吹き替えについては
「本当に優秀というわけでなく、人間的なところもある。超現代のいろいろなものが出てくるのに、ヒゲをアナログな感じで剃ぐというのがいいなと。新しいものがあるかと思うと、細かいところでも実に懐かしい。両方あるから素敵な人間」
と話し頼りになる男に吹き替えようとしたが難しかったといっています。