インドのムンバイにあるバンガニ駅で2021年4月17日、6歳の子供がホームから線路に転落して迫り来る列車に危うく轢かれそうになった子供を救ったのが、インド国鉄の職員であるマユール・シェルクさん(Mayur Shelkhe)だった。列車が迫るホームで線路に落ちた子供を間一髪で救ったマユール・シェルクさんは鉄道省大臣の表彰を受けた。動画紹介。
目次
線路に落ちた子供を間一髪で救ったインド人職員.
インドのムンバイにあるバンガニ駅で現地時間4月17日、6歳の子供がホームから線路に転落して迫り来る列車に危うく轢かれそうになった。この危機から子供を救ったのが、インド国鉄の職員であるマユール・シェルクさん(Mayur Shelkhe)30歳だった。
インドで、鉄道職員のマユール・シェルクさんが列車が迫り来る中で線路に転落した子供を無事に救出し、表彰を受けることとなった。
当時の様子を捉えた監視カメラの映像の動画には、向かって来る列車に怯むことなく救助に向かう男性の姿があった。人々は彼を「ヒーロー」と称賛している。
事件は4月17日、ムンバイから90キロ離れたヴァンガニ駅の2番ホームで起こった。
男の子と母親がプラットホームの端を歩いていました。
何が起こったかというと、小さな男の子が母親の手を離した後、滑ってプラットホームから線路に落ちた。
少年は立ち上がろうとしたが、その場ですくんでしまった。少年の母親は視覚障害で何もすることができないでいた。
マユール・シェルクさんはすぐに行動に飛び込み、少年に向かって線路を走った。
マユール・シェルクさんはその少年をプラットホームに持ち上げ、それから自分で持ち上げた。
対向列車はわずか数フィート離れていたので、彼はちょうど間に合うように子供を救っていました。
声明の中で勇敢な心は、マユール・シェルクさん自身の人生に対する懸念は、その瞬間に優先されていないと言いました。
マユール・シェルクさんの主な焦点は、子供の命を救うことしか考えませんでした。
当時の救出劇を一部始終捉えていた監視カメラの映像には、大人と子供が駅のホームを並んで歩く様子が捉えられていたが、子供が誤って線路に滑り落ちてしまった。
一緒にいた大人は慌てふためきながら子供に這い上がってくるように呼びかけているが、子供はホームに上がることができずにいた。
その直後、列車がやって来てこのままでは轢かれかねない状況だった。するとその時、線路内を全速力で駆け寄る男性がいた。同駅の職員であるマユールさんだった。
マユールさんは、列車が迫り来る中で子供を抱き上げてホームの上へと押し上げた。そして自身も線路からすぐに避難し、その1~2秒後に列車がホームを通過していった。
あわや大惨事となるところを、マユールさんは身を挺して子供を救ったのだ。
そんなマユールさんは後日、勇気ある行動に対してインド鉄道省大臣のピユシュ・ゴーヤル氏(Piyush Goyal)から表彰を受けることとなった。
ゴーヤル氏はTwitterで、監視カメラの映像を添えて「バンガニ駅の鉄道職員であるマユール・シェルク氏は自らの命を危険にさらしてまで子供の命を救いました。非常に勇気ある行動を取ったことに対して大変誇りに思っています」と記している。
またインド国鉄のTwitterには「彼の模範的な勇気と献身的な職務遂行に敬意の意を表します」と称える投稿があった。一方のマユールさんは、表彰式の当日「私は国鉄から多くを得ることができました。私はただ自分の責任を果たしただけです」と話したという。
インド国鉄Twitter「彼の模範的な勇気と献身的な職務遂行に敬意の意を表します」と称える投稿
ヴァンガニ駅の鉄道ポイントマンは、線路に落ちた子供の命を救いました。
インド鉄道省がシェアしたツイートで、CCTVの映像から撮影されたクリップには、その日の主人公マユール・シェルケが、彼の心と素早い反射神経で、6歳の子供をプラットホームに引っ張り出し、危害を加えないようにしている様子が映し出されています。
列車が迫るホームで線路に落ちた子供を救ったインド人職員動画。
善きサマリア人:中央鉄道のバンガニ駅で、ポイントマンは子供の命を救った。
ーA Good Samaritan:At Vangani station of Central Railway, Pointsman
saved the life of a child
まとめ
今回は「列車が迫るホームで線路に落ちた子供を間一髪で救ったインド人職員動画!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。