「気候現実派」を名乗るドイツ人女性が登場しました。独ミュンヘンに在住するナオミ・ザイプトさん19歳です。米イリノイ州の「ハートランド研究所」に加わり、「広告塔」として動画に登場。グレタさんの環境破壊の警告し話題になっています。ナオミ・ザイプトさんは、保守系シンクタンクを通じて「気候変動で世界は終わらない」と発信しています。地球温暖化の世の中の動きは過剰だと批判し、「大勢の若者がパニックを起こしている。彼らを怖がらせるのではなく、環境の現実的な見方が必要」などと主張しています。ナオミ・ザイプトさんは、グレタ・トゥンベリさんに対抗し、地球温暖化論争は、少女を使った代理戦争化してきました。日本においては、もはや、「地球温暖化対策」ありきで、地球温暖化議論は皆無です。日本においても地球温暖化議論が活発になるいい機会でもあります。
目次
クレタ対抗勢力ナオミ・ザイプト
グレタさんと同じブロンドの長髪で、英語も堪能なドイツ在住の19歳の少女、ザイプトさんは高校を卒業し昨年、ユーチューバーに転身。メルケル独首相の寛容な移民受け入れ策などを批判してきました。
彼女はカトリック系の19歳で、国内の高校物理賞数学賞をとった程の優等生。母親はAfD議員の顧問弁護士です。
昨年12月にスペインで第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)が開かれた際、米保守系メディアに出演し、グレタさんの主張に反論。
米イリノイ州の「ハートランド研究所」にスカウトされました。
地球温暖化対策「パリ協定」に反対し、トランプ政権による脱退表明を歓迎した。
「ハートランド研究所」は、グレタ・トゥンベリさん(17)に対抗し、米大統領選を前に、ザイプトさんを使い「行き過ぎた温暖化」を主張しています。
米紙ワシントン・ポストは「気候問題への疑念を示すため、トランプ派が雇った」、独誌シュピーゲルは米欧メディアの注目を集め「気候変動の懐疑派が、欧州で世論作りに乗り出した」と評した。
温暖化「警鐘派」と「懐疑派」の論争、少女が代理戦争
温暖化「警鐘派」と「懐疑派」の論争は、エネルギー問題も絡んで政治的色彩が濃く、両陣営が金髪の白人少女を前面に押し出す「代理戦争」の様相を呈してきました。
欧州連合(EU)欧州委員会は3月4日、2050年に域内の温室効果ガス排出を実質ゼロとするEU目標に法的拘束力を与える法案を発表しています。
地球温暖化対策を訴え、ノーベル平和賞候補にも推薦されたスウェーデンの環境活動家のグレタさんは、EU欧州議会の委員会で演説し、「必要なのは50年ではなく、今年や来年の目標」と主張。
さらに、化石燃料関連インフラに当面補助金を出し続けるEUは「気候変動対策のリーダーのふりをしているだけだ」と批判。
これに対し、 温暖化への危機感を強調するグレタさんに対し、「気候変動で世界は終わらない」と語るのが、ミュンヘンに住むナオミ・ザイプトさん。
米保守系シンクタンク「ハートランド研究所」に加わり、動画などで発信している。
「【 髙山正之 】 ドイツ出身のナオミ・ザイブトさんです。」
ANTI-GRETA or PRO HUMAN?
ナオミ・ザイプトさんの動画へのメッセージです。
「私はメディアが望むようなアンチグレタですか?このスピーチは、、言論の自由の重要性、気候ヒステリーの背後にある意図的な偏った考え、そしてそれが何を意味するかについて述べたスピーチです。良識ある人間であるために。
Am I the Anti Greta that the media wants me to be?
This is a speech that I gave about the importance of free speech,
indoctrination behind the Climate Hysteria and what it means
to be Pro Human.引用:Naomi Seibt you tube
ナオミ・ザイプトさんは、「大勢の若者がパニックを起こしている。彼らを怖がらせるのではなく、環境の現実的な見方が必要」とリアリズム路線を押し出す。
ツイッターの自己紹介でも「パニックになってほしくない。考えてほしい」と呼びかけている。
ナオミさんが所属するシンクタンクは、温室効果ガス排出削減の枠組み「パリ協定」に反対で、トランプ政権の脱退表明も歓迎した。
グレタさんをめぐっては「背後に環境問題で主導権を握りたい団体や国の影も見え隠れする」(識者)との観測もある。
この、グレタさんのような、政治的意図で少女を使った温暖化対策推進はに対し、日本の科学者武田教授は、子供の政治利用はすでに「末期症状」と批判していた。
「温暖化対策」という名の下でどれだけの利権が絡んでいるかを批判した言葉の一環です。
日本の「地球温暖化対策」議論は皆無?
この、二人の少女の、「地球温暖化議論」の代理戦争は、今の日本にとっても大歓迎です。
日本においては、もはや、「地球温暖化対策」ありきで、地球温暖化議論は皆無です。
もはや議論になる入り口で、地球温暖化に疑問を挟むだけで、「とんでもない」という非国民的意識をされます。
今の、CO2排出量に対し、温暖化の上昇の度合いは適切なのか、地球温暖化はどこが問題なのか。もっと議論があってもいいと思います。
科学者の中では、CO2排出による温暖化を「真冬が来る前の小春日和」の何が悪いのかと考える学者も多くいます。
地球上で、生き物が絶滅するときは、2度の全球凍結に代表される寒冷期です。
温暖期に、生き物が死に絶えたことはありません。
生物にとって脅威なのは寒冷期です。
今の、CO2排出による温暖化が、このいずれ来る生命の維持さえ困難な寒冷期の少しだけ
緩和になるという考えです。
そして、地球誕生時には大気中の20%が二酸化炭素でした。そして、地球上の生物がエネルギーとして、炭素を必要とするためそれを食い潰し今では二酸化炭素は二けた減少しています。地球の起源から考えるとこのようなことも議論の材料になります。
日本では、すでに温暖化対策が利権の温床になって、一億の全国民が同じ方向に向かってすすんでいます。
こんななか、、日本でも、今回の、ナオミ・ザイプトさんの登場は、日本でも地球温暖化議論を起こすいい機会になればと思います。
始めに結論ありきの地球温暖化問題
地球温暖化問題の是非がは、まったく議論に持ち上げられないのは、「始めに結論ありき」の誘導にあります。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、温暖化問題について、常に国際的イニシアティブをとってきましたがこのIPCCの地球温暖化問題に関して「データ捏造疑惑」があります。かなり、確信的な証拠もあるのですが、日本のマスコミは一切報道しません。
気候変動データについてIPCCの科学者が議論したEメールが、イギリスの大学のサーバへのハッカーの攻撃によって外部に持ち出され、Google documentとして公開された。NYタイムズなど主要紙もこれを報じ、大学もEメールが本物だと確認している。内容は1999年から現在に至るまでの膨大なものだが、温暖化懐疑派のサイトの分析によれば、その中にはIPCCの中立性を疑わせるものがある。
引用:http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51316866.html
この、IPCCのデータ捏造疑惑に関しては、「池田信夫氏の blog」に詳細解説があります。
日本のマスコミも結論ありきで誘導しています。
それどころか、NHKを始め、「温暖化でツバルが沈んでいる」などという誤った情報を拡散して、ツバルの現地取材で、水に浸った地面を歩くツバルの現地の住民が歩く姿を映像にして、「ツバルの人も困り果てています」などというコメントまでつけています。
実際、地理的データで言えばツバルは沈むどころか面積が増えています。
この、ツバル報道を見て、日本の子供は、非常な不安に落とし入れられました。
NHKは訂正報道を未だにしてません。
釈 量子@shakuryoko・Mar 3
「アンチ・グレタ」こと、ナオミ・ザイプトさん。「人間活動による気候変動」の懐疑論者の声は、なかなか報じられません。巨大な利権が背景にあると言われる環境保護主義に、今こそ「環境の現実的な見方」を。
釈 量子氏ツイッターより引用
セザール・バルベルデ
@ miquimaus15フリーマンダイソン、数学者は「気候変動は人類にとってプラスになる」と結論付けています。
まとめ
今回は、「クレタ対抗勢力ナオミ・ザイプト登場で温暖化「警鐘派」と「懐疑派」の代理戦争」というテーマでお送りしました。
今後、地球温暖化問題で、日本においても議論が起きれば「妄信的日本人」も目覚めるための良いきっかけになればと思います。
そういう意味でも、今回のナオミ・ザイプトさんの登場は、たとえ背景が政治的であるにしても私は大歓迎です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。