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抗体検査薬の正確性「ロシュ」100%近い、日本でも導入予定。

アメリカは、5月3日までに米食品医薬局(FDA)がスイスの製薬大手ロシュの抗体検査薬で緊急使用を許可しました。ロシュは、正確性が「100%に近い」としています。日本でも5月中に承認申請する予定です。ドイツでは5月中に300万個を調達予定。

ロシュ抗体検査

 

目次

ロシュの抗体検査薬導入

ロシュの抗体検査薬は、すでに感染し抗体を持っているかどうかを調べる目的で使用します。

約5200人のPCR検査で、新型コロナウィルスの感染が確認された人を14日後にロシュの抗体検査薬で検査したところ100%で抗体が確認されたという。

ロシュの抗体検査能力

ロシュは、1時間当たり最大、300人の測定が可能で、ロッシュのキットを使えば、新型コロナウィルスの抗体を99.8%の精度で測定できる。

見逃し防止

簡易抗体検査キットの場合、一般的な風邪の原因となるウィルスとコロナウィルスに対する抗体と間違える可能性もありますが、ロシュのキットでは、新型コロナウィルスだけを100%に近い高精度で特定できます。

 

従来の簡易抗体検査では「見逃し」が発生するのが問題でしたが、このロシュの検査キットで「見逃し」が防止できれば、抗体を持った人は、安心して社会復帰が可能で、また地域ごとに新型コロナウィルスの感染が収束したかどうかの正確な判断につながります。

抗体検査とPCR検査の併用

 

一般に、ウィルスの感染が起きた場合、体内に中和抗体と呼ばれる防御成分が作られます。

 

感染後2週間ほどで、中和抗体の測定が可能になります。本人が気が付かないうちに感染し回復すると体内からウィルスが消えるためPCR検査では測定ができません。

 

抗体検査は、PCR検査のように現在の感染状況はわからないが、感染の広がり状況を調べるのに役立ちます。

 

現在、中国や英国では、抗体検査をおこなって、感染の広がりを調べる研究が進むが、ほとんどが、イムノクロマト反応という仕組みを使った簡易検査キットで、プレート上に血液を一滴垂らす方法で調べます。

これに、比べロシュの抗体検査は、従来のイムノクロマト反応法では精度が低い問題をクリアしているので、今後PCR検査との併用で新型コロナウィルスの感染対策が有効的にできる見込みです

 

まとめ

今回は、「抗体検査薬の正確性「ロシュ」100%近い、日本でも導入予定。」というテーマでお送りしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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