韓国と中国の外交部が中国で「BTS(防弾少年団)」の朝鮮戦争に関する発言をめぐり論争となっていることと関連し、「相互理解」などの鎮火に乗り出したが、中国のネットユーザーらは「BTS」側の謝罪を要求している。
目次
中国のネットユーザーら、「BTS」の直接謝罪を要求
中国のネットユーザーら、「BTS」の直接謝罪を要求していて中韓政府が鎮火に乗り出すも収まる気配がありません。
中国のネットユーザーらは「両国の外交部が論評を出すほど重要な事案なのに、BTSと所属事務所は釈明がない」と主張し、いまも謝罪を要求しています。
ことの発端はさる10月7日の事がきっかけ。
10月7日、「BTS」は、米国非営利団体「Korea Society」の「ヴァン・フリート賞」を受賞。
この際、心境を問われた「BTS」は「ことしのイベントは朝鮮戦争70周年にあたる年で、より意味深い」とし、「僕たちは、両国(米韓)が共に経験した苦難の歴史と多くの犠牲を永遠に記憶していく」と発言していた。
この発言をめぐって、中国のネットユーザーらは「朝鮮戦争での中国軍人の犠牲を無視している。国家の尊厳と関連することは絶対に容認できない」と反発した。
その後、中国内で非難の世論が高まると両国の外交部は鎮火に乗り出した。
中国外務省の趙立堅報道官は13日、定例会見で今回の事態と関連し「歴史を鏡として未来に向かい友好を促進することは、われわれが共に追求すべきことで、共に努力するだけの価値がある」と述べた。
また韓国外交部のイ・ジェウン報道官も同日開かれた定例会見で「韓中関係の発展と両国間の友好増進のために努力を続ける」と述べた。
両国の外交部はいずれも「友好」を言及し、「BTS」問題の鎮火に乗り出したのだ。しかし、中国のネットユーザーらは「BTS」が直接謝罪することを求めている。
中国のネットユーザーらは「外交部まで論評を出すほど大きな事案なのに、当事者であるBTSのメンバーと所属事務所側は何の釈明もしていない」と批判し、「BTS」の直接謝罪を要求している。
「BTS」の直接謝罪を要求で韓国での報道
[もっとニュース] BTS「韓米苦難の歴史」発言に中ネチズン怒り…理由は? / YTN
ー[더뉴스] BTS “한·미 고난의 역사” 발언에 中 누리꾼 분노…이유는? / YTN
映像を通じて見たかのようにBTS受賞時の発言の問題で感を残して、中国のネットユーザーたちは批判のメッセージを吐き出しています。
韓国戦争と関連して「韓国と米国が経験した苦難の歴史を記憶しよう」と言った防弾少年団を非難していた中国のネチズンたちが、批判の声をあげています。
悪意のない発言に極端な民族主義で対応したという批判が出てきて、中国政府とマスコミもこっそり尾を下しました。
BTSが韓国戦争に言及しながら、韓国と米国が一緒に経験した苦難の歴史を覚えて。こう言ったのが、中国軍人を尊重しなかったでしょう。
一部の中国のネットユーザーたちは国家の尊厳に触れる許しがたい、このような激昂した反応を見せているのにどの文脈で出てきた怒りでしょうか?
まず、基本的に、最近の中米紛争と非常に密接な関係があると見なければならでしょう。
特に中国が米国に一方的に被害を受けているとのこのような認識を持っているBTSが米国に行って、米国が与える賞を受け、韓米両国の歴史と、このような部分について共感する部分を話をしたというですね。
ところが、これを中国の歴史観に解釈をするでしょう。
基本的には6.25韓国戦争の中国の恣意的な解釈が原因です。
そこに米国の反発が重なり、中国のネチズンのいわゆるBTS攻撃につながるではないか。基本的にはかなりの被害意識を持っているような状況で出てきた、中国の世論がそのような考え方をしています。
こんな動きが単純意見表明にとどまらず、不買運動に広がる兆しがあるという意見もあります。
中国が過去に何度も政治的な問題を経済的に報復する形を見たのでもしかしたら、これは韓国企業の中国内の活動に火の粉がかかる可能性もあります。
ところが、実際にはこのように流れを集めていくと、これ、中国にも有利であることが一つもありません。
今、米中の葛藤が拡大しており、次いで、このようなネチズンの反応に対して、いわゆる西側メディアが過度偏狭な民族主義だ、愛国主義、そういう批判をして出てくるので、中国での、今後の経済活動においてもよくありません。
今、海外のメディアは、今回の事案に対してどのように見ているでしょうか。
韓米両国の関係だけ話を聞いた、中国の歴史教科書、抗米の援助、6.25戦争を米国に対抗し、北朝鮮を助けるという抗米の援助戦争で認識をしており、その後に6.25は北侵で、最終的には、米国が自分たちの東北の方まで進出することを防がなければなられるので、防衛戦争です。国家の安全保障を守る戦争でり、これが中国の歴史的記録でしょう。
このような状況では西側のメディアは、それこそ恣意的な解釈。歴史というのは、共有する部分もあり、自ら解釈する部分もあるが、自分たちの歴史観を他人に強要する必要は全くありません。
まとめ
今回は「中国のネットユーザーら、「BTS」の直接謝罪を要求で韓国での報道は!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。