改装工事中だった福島県郡山市の「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で7月30日朝、大きな爆発が起き、男性1人が死亡、男女19人が重軽傷を負った瞬間の動画です。
防犯カメラの映像。爆発原因調査結果詳細。
目次
福島県郡山市の「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」爆発動画
ー 郡山の爆発事故 その瞬間の防犯カメラ映像
ー 福島・郡山の爆発、改装中の飲食店全壊、ガス漏れか
改装工事中だった福島県郡山市の「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で7月30日朝、大きな爆発が起き、男性1人が死亡、男女19人が重軽傷を負った。現場から約50メートル離れた塗装店の防犯カメラには、激しい衝撃とともに外壁やガラスが飛散する様子が映っていた。店を経営する男性は「飛行機が家に墜落したと思った。外に出るとキノコ雲のような煙が上がっており、少しガスのにおいがした」と話した。
ー しゃぶしゃぶ温野菜」爆発 近隣にも多くの被害が(20/07/30)
爆発原因
警察では調理場付近の損傷が激しいことから、何らかの原因で調理場からガスが漏れ、店内の広範囲に充満した可能性が高いとみている。
現場では8月3日も引き続き検証作業が行われていて、ガス漏れの原因を調べるとともに警察が業務上過失致死傷の容疑で捜査を進めていた。
その結果
郡山市の飲食店で起きた爆発事故で、ボンベと店内を繋ぐガス管からガスが漏れた可能性があることが新たにわかった。
郡山市の飲食店で起きた爆発事故では、工事現場の責任者の50代男性が死亡し、19人が重軽傷を負った。
関係者によるとこれまでの調べで、ガスボンベから店内につながっているガス管からガスが漏れ出た可能性があることが新たにわかった。
県警は腐食部分からガスが漏れ、爆発につながった可能性があるとみて、設備の管理状況などを詳しく調べている。
関係者によると、腐食が見つかったのは、店外にある6本のガスボンベから厨房(ちゅうぼう)内の床の上を通って、ガスコンロと炊飯器、給湯器につながる金属製のガス管。経年劣化によるものとみられるという。
店外のガスボンベは4月15日に満タンにされ、店は同24日から新型コロナウイルスの影響で休業。現場から回収したメーターの分析から、5、6月のガスの使用量はほぼゼロだったが、改装工事が始まった7月に大幅に増えていたという。
また、ガスボンベには1時間に一定の量のガスが漏れた場合、ガスを自動で止める安全装置がついているが、事故当時に作動していなかったことも判明。県警は装置が検知できない少量のガス漏れが長時間続いたか、装置自体が故障していた可能性があるとみて、専門家に依頼し、回収した装置の分析を進めている。
通常、ガスボンベにはガス漏れを防ぐ安全装置が付いているが、作動していなかったとみられている。
警察は現場検証を行い、業務上過失致死傷の疑いで事故の責任の所在を明らかにしていく考え。
その後の詳しい調査で、店内を通るガス管の一部で腐食が進んでいたことが捜査関係者への取材で明らかになった。
6月に点検したガス会社が腐食を確認し、店側に伝えていたという。
県警は、腐食部分からガスが漏れて店内に充満し、爆発につながった可能性が高いとみて、配管の管理に問題がなかったか調べる。
捜査関係者によると、ガスの配管は金属製で、屋外のボンベから調理場の床の上を通ってガスコンロや給湯器などにつながっていた。現場検証で見つかったガスコンロ近くの配管の一部が、さび付き腐食が進んでいたという。
6月30日にガス会社が定期点検した際にガス漏れなどの異常はなかったが、腐食が進んでいることを確認し、店側に伝えていたという。
また県警や消防は現場検証で、ガスメーターを回収。分析結果から4月24日の休業時には6本あるボンベは満タンだったが、休業期間中にもかかわらず、7月に入って使用量が増えていたことも判明した。
メーターにはガス漏れ発生時に自動的にガス供給を停止する安全装置がついていたという。
県警は業務上過失致死傷容疑で捜査。同店の運営会社やガス会社に事情を聴き、配管の管理状況などを確認する。
ガスメーターの分析なども進め、ガスが漏れ出した時期や漏れた量、安全装置が正常に作動したかなどを調べる。
被害状況
事故は7月30日午前に発生し、同店の改修工事を担当していた内装会社の男性社員(50)が死亡。
通行人ら19人が重軽傷を負い、周辺の民家など180棟以上が被害を受けた。
まとめ
今回は「福島県郡山市の「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」爆発動画」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。