演出家鴨下信一氏が死去しました。2021年2月10日肺炎のため死去。享年85歳。「ふぞろいの林檎たち」「高校教師」「カミさんの悪口」などを手掛けました。プロフィールや演出作品など。
目次
演出家鴨下信一氏が死去。
演出家鴨下信一さんが死去しました。2021年2月10日肺炎のため東京都内の病院で死去。享年85歳。「ふぞろいの林檎たち」など数々のテレビドラマを手掛けた演出家で元TBS常務。
葬儀は近親者で行う。喪主は長男潔(きよし)氏。
鴨下信一氏のプロフィール。
鴨下 信一(かもした しんいち)1935年3月17日生まれ。東京府東京市下谷区(現・東京都台東区)竹町出身。
日本のテレビプロデューサー・演出家・TBSテレビ相談役・エッセイスト。
開成学園を経て1958年に東京大学文学部美学科卒業。
ラジオ東京へ入社。
1958年にTBS入社。
1995年にTBS常務取締役就任。
2001年にTBS上席執行役員就任。
2003年に社長室顧問就任。
演出作品に「女たちの忠臣蔵」「高校教師」「カミさんの悪口」「岸辺のアルバム」や『ふぞろいの林檎たち』などのテレビドラマを演出した。
文学通・戦後の庶民史に精通した文筆家としても知られ、「忘れられた名文たち」「面白すぎる日記たち」「日本語の呼吸」「誰も「戦後」を覚えていない」など日本語の文章に関する著作がある。
息子の鴨下潔はTBSスパークル(旧社名はTBSビジョン、TBSグループの制作会社)の社員。
北澤利男(北沢バルブ創業者)と親戚。
鴨下信一氏の演出作品。
テレビドラマ
松本清張シリーズ・黒い断層「声」「青のある断層」(1961年)
日曜8時、笑っていただきます(1970年 – 1971年)
おんなの家(1974年 – 1993年)
岸辺のアルバム(1977年)
女たちの忠臣蔵(1979年)
なぜか初恋・南風(1980年)
およめちゃん(1980年)
関ヶ原(1981年)
想い出づくり(1981年)
ふぞろいの林檎たち(1983年)
ふぞろいの林檎たちII(1985年)
ガンコおやじに敬礼!(1985年)
花のこころ(1985年)
雨の降る駅(1986年)
忠臣蔵・女たち・愛(1987年)
東芝日曜劇場
「微笑みの秋」(1988年)
「夕やけ小やけでまだ日は暮れぬ」(1992年)
妻たちの鹿鳴館(1988年)
ふぞろいの林檎たちIII(1991年)
高校教師(1993年)
カミさんの悪口(1993年)
パパ・サヴァイバル(1995年)
誰かが誰かに恋してる(1996年)
理想の上司(1997年)
初蕾(2003年)
高校教師(2003年)
終着駅〜トワイライトエクスプレスの恋(2012年)
ほか
舞台演出
白石加代子・百物語シリーズ 源氏物語シリーズ
鴨下信一氏の演出テレビドラマ
ー 高校教師(1993)第1話「禁断の愛と知らずに」
ー1997ふぞろいの林檎たちⅣ(岩田子供との再会)1
ー 誰かが誰かに恋してる1/4
まとめ
今回は「鴨下信一が死去、プロフィールや演出作品など!」というテーマでお送りいたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。