女優エマ・ワトソン、グッチ親会社の役員になり環境問題を担当します。環境問題を扱う持続可能性委員会の議長を務めるということです。サンローランとバレンシアガも所有しているケリングは、世界中で多くの店舗閉鎖を余儀なくされたコロナウイルスのパンデミックの影響も大きいようです。そんな中持続可能性など環境問題への取り組みを全面に押し出したい考えです。
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エマ・ワトソンがフランスのグッチの親会社ケリングの取締役に就任
6月16日 人気映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じた英女優エマ・ワトソン(Emma Watson)さんが、高級ブランド「グッチ」「サン・ローラン」などを擁する仏高級ファッショングループ、ケリング<PRTP.PA>の取締役に就任すると発表されました。
ワトソンさんはフェミニズム活動家の顔も持ち、女性の人権を巡る国際連合の親善大使も務めています。
またワトソンさんと並んで、スイスの金融大手クレディ・スイス<CSGN.S>の元最高経営責任者(CEO)、ティージャン・ティアム氏も取締役会入りします。
ケリング社は両氏の起用によって、持続可能性など環境問題への取り組みを全面に押し出したい考えです。
エマ・ワトソンがグッチの親会社の高級ファッションの巨人、ケリングの取締役会に参加します。
ハリーポッターの映画シリーズでハーマイオニーを演じたことで有名なイギリスの女優エマワトソンと、元クレディスイスのボスであるティジャンティアムが、持続可能性などの分野で知名度を上げるためにフランスの高級グループケリングの取締役会に加わる予定です。
イタリアのグッチなどのトップファッションブランドのケリングは、ワトソン氏が環境問題に焦点を当てた取締役会の持続可能性委員会の議長を務めると述べた。
ワトソンさん(30歳)は女性の権利の擁護者としても知られ、国連女性親善大使です。
ケリングによると、株主はティアム氏の任命を承認し、ティアム氏は2月にスイスの銀行がスパイをスキャンして元幹部を狙ったという事実を明らかにしたため、クレディスイスの最高経営責任者を辞任しています。
保険会社プルデンシャルを経営していたティアム氏は、これらの件については何も知らないと述べています。
彼は、クレディスイスでは、組織改革とコスト削減を主導しました。
ケリングの最近の経営状況
サンローランとバレンシアガも所有しているケリングは、世界中で多くの店舗閉鎖を余儀なくされたコロナウイルスのパンデミックによって同業他社が大打撃を受けたようです。
特にパリなどのショッピングの首都では、国際旅行に対する長期的移動制限が今後数か月にわたってこのセクターを圧迫する可能性があります。
中国の顧客は、世界の高級品販売の3分の1以上を占めており、多くは通常海外で買い物をしています。
ラグジュアリー企業は、グリーンクレデンシャルの強化を含め、クライアントを獲得するための取り組みについて、これまでと同様に倍増しています。
まとめ
今回は「エマ・ワトソンがグッチの親会社ののケリングの取締役会に参加。」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。