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ドイツで新型コロナウィルスの規制反対デモ拡大

新型コロナウィルス封じ込めの優等生とされるドイツの各地で感染拡大を抑える規制に反対するでもが相次いでいる。独政府のザイベルト報道官も5月11日「活発な議論は重要だが、この国を引き裂くような陰謀論は全く別だ。」と語った。

ドイツ国旗

 

目次

ドイツで新型コロナウィルスの規制反対デモ

新型コロナウィルス封じ込めの優等生とされるドイツの各地で感染拡大を抑える規制に反対するでもが相次いでいる。

極右勢力などが、陰謀論を唱え、失業などの不安を抱える市民を取り込もうとしている。

感染初期の危機感が薄らぐ中、政府は難しい対応に迫られている。

 

ミュンヘン中心部のマリエン広場に5月9日約3000人が集まり、コロナ規制への反対を訴えた。予定された80人を大幅に超え広場は肩が触れ合うほどの密集状態となった。

 

「政治家や医療関係者が意図的にパニックを起こし、人々の基本的な権利を制限している」

同日ベルリンでは、広場に1千人以上が集まり、ドイツ再統一時のスローガンで最近では極右勢力に利用されることが多い「我こそが(主権を持つ)人民だ。」という言葉を連呼した。

警官隊との衝突も発生し約30人が逮捕された。

ドイツの多くの都市で繰り返されるデモへの参加者は極右勢力や、反ユダヤ主義者、左派の過激派など様々です。

独DPA通信によるとドイツのユダヤ人団体は、「極右がコロナへの不安を利用して反ユダヤ的な陰謀論や過激な世界観を広げようとしている」と指摘している。

独政府のザイベルト報道官も5月11日「活発な議論は重要だが、この国を引き裂くような陰謀論は全く別だ。」と語った。

公共放送ZDFのカメラチームが襲撃される事件も発生し警戒が強まっている。

まとめ

今回は、「ドイツで新型コロナウィルスの規制反対デモ拡大」というテーマでお送りしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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