タイのある寺院の前で、コロナ禍で飢餓に苦しんでいる大勢のサルに囲まれてピアノのコンサートを開く男性の動画です。その男性とは長年タイに住んできた英北部ヨークシャー出身のポール・バートンさん(Paul Barton)です。
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タイで、大勢のサルに囲まれてピアノのコンサートを開く。
ロッブリー県には野生のサルが多く生息しています。
従来は観光客による餌付けもよく行われてきたのですが、コロナ禍で観光客が減ったことにより野生のサルたちは飢餓に苦しんでおり、最近サルの気性が荒くなってしまっているという。
長年タイに住んできた英北部ヨークシャー出身のポール・バートンさん(Paul Barton、59)が、多くの人にこの現状を知ってもらうために動き出した。
ピアニストであるポールさんはサルに囲まれてピアノを演奏し、これまでにロッブリー県内にある工具店、使われなくなった劇場、歴史あるヒンズー教寺院などの4か所を巡って演奏を行った。
ポール・バートンさんは、タイにある寺院の前にピアノを置き、たくさんのサルに囲まれながら演奏することにしました。
ポール・バートンさんは、観光客が激減し、食べ物を得られず飢餓で苦しむサルたちの現状を知ってもらうための活動として今回のコンサートを開いています。
ポールさんが演奏する様子を撮影した動画のなかには、ピアノを屋外に運び寺院の前でベートーヴェンの『エリーゼのために』やイングランドの民謡『グリーンスリーブス』などの楽曲が収められています。
たくさんのサルがピアノの上に登り、演奏中のポールさんの肩に乗ったり頭を撫でまわしている様子が分かる。またポールさんが楽譜をめくろうとすると、サルがそれを奪い取ってしまい、譜面台が外れてしまうハプニングも起こっていた。
このようにサルに囲まれながらも黙々とピアノの演奏を続けているポールさんは言います。
「サルが楽譜を食べようとしたときは驚きましたが、野生のサルの間近でピアノを弾くことは素晴らしい体験だと思います。お腹が空いて暴れてしまうサルたちが、私の音楽を聴いて落ち着いてくれると願っています。今回のサルへのコンサートが、多くの人に観光地の現状を知ってもらうきっかけとなり、サルたちも音楽で癒されてくれればと思います。しっかりと食べ物があればサルたちは落ち着きを取り戻し、暴れるようなこともなくなるでしょう」
タイで、大勢のサルに囲まれてピアノのコンサートを開く動画。
英国のピアニストのビロードのようなトーンは、タイの空腹のサルを落ち着かせます。
ーBritish pianist’s velvety tones soothe Thailand’s hungry monkeys
英国のピアニストがタイのサルのために演奏。
ー British pianist performs for Thai monkeys
英国のミュージシャン、ポール・バートンは、タイで何百匹もの空腹のサルにピアノを弾きました。Covid-19のために彼らに餌をやる観光客がいないからです。
まとめ
今回は「タイで、大勢のサルに囲まれてピアノのコンサートを開く男性の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。