今、自民党岡山1区選出の逢沢一郎衆院議員と、加計孝太郎氏の関係が、愛媛県今治市の加計学園(岡山市)の獣医学部新設をめぐり注目されています。疑惑がある可能性が浮上してきました。逢沢一郎衆院議員と加計孝太郎の関係と加計学園問題をわかりやすく解説します。そして、最近加計学園・岡山理科大学獣医学部獣医学科の推薦入試における不正疑惑も発生しています。
目次
加計学園獣医学部の工事をアイサワ工業が受注
獣医学部の設計と工事監理は、加計学園のグループ企業であるSID創研が請け負っています
。建設を受注したのは、岡山市のアイサワ工業と大本組です。
アイサワ工業は岡山1区選出の逢沢一郎衆院議員(自民党)の従兄が経営する会社です。
ちなみにアイサワ工業は、逢沢氏の政治団体に15年に750万円、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に30万円の寄付をしています。
また、逢沢一郎衆院議員は加計学園の国際交流局の顧問を務めています。
その関係は深く、逢沢氏の事務所によると、報酬はないが「顧問は30年ほど続けている」ということです。
192億円にのぼる総工費で、うち県と市は96億円を補助金で負担
192億円にのぼる総工費で、うち県と市は96億円を補助金で負担することになっています。
今治市議会に提出された資料によると、総工費のうち、大学施設などの建設費用は148億円。坪単価は約150万円。
この金額が相場より高いという指摘があります。
「今治加計獣医学部問題を考える会」の村上治氏の主張では、「大学病院の建設費用の相場は、坪単価87万円。加計学園の獣医学部はそれに比べて7割以上高い。しかも、市は補助金の決定通知を3月末に出しているのに、最近になってようやく建設費用の根拠を計算し始めました。普通ではありえません」
という。
補助金の金額が決定したときの経過も不透明で、県と市で負担する96億円のうち、市議会などで説明されていた市の負担は最大で64億円。
ところが、2017年3月31日に加計学園が申請した申請書では、それより32億円多い96億円だった。
つまり、補助金のすべてを市が負担することになっていたのだ。市はそれを即日決裁で認めた。
もし仮に必要な手続きを経ていないなら、大変なことで、最悪の場合、工事がストップして開校できないことになりかねないとの指摘もあります。
加計学園・岡山理科大学獣医学部獣医学科の推薦入試における不正疑惑
不正入試が疑われるのは、日本人受験生と同一基準で行われるはずの「推薦入試A方式」(以下、「A方式」)です。
志願者69名のうち韓国人受験生は8名。実際に受験した7名が面接で一律0点とされ、全員が不合格となっていた。「A方式」での合格者は計24名でした。
「A方式」は、2科目の筆記試験と面接試験、それに高校等での成績を反映した評点平均値、それぞれ50点の計200点満点の試験です。
外国人受験生の場合、評点平均値は一律35点で計算されるため、実質的に筆記と面接での点数が合否を分けることに。
今回入手した資料によると、全受験者のうち筆記試験でトップだったのは韓国人受験生だった。
さらに調べると、筆記試験の上位20位以内に5名の韓国人受験生がランクインしていることも分かった。
いずれの韓国人受験生も面接試験では0点とされ、不合格となっています。
加計学園のベテラン職員の指摘では、
「各メディアの取材に対し、加計学園は『一般入試で合格した韓国人受験生がいる』と弁明しています。
しかし一般入試は、筆記試験のみの選考で面接試験がなく、筆記試験の点数が高い受験生が合格するため、恣意性が入る余地がない。
さらに筆記試験の採点は、岡山に在籍する別学部の教授陣が行い、獣医学科が関与できません。一方、『A方式』における面接試験は、獣医学科の教授の要請により、今年度から導入されたもので、面接官は今治にいる獣医学科の教授なのです」
としている。
これが、事実とすると、入試において不公平な不正が行われたことになります。
加計学園の加計孝太郎理事長と、逢沢一郎衆院議員は密接なつながりがあり疑惑が広がりそうです。
加計学園獣医学科の推薦入試における不正疑惑でのネットの声
加計学園獣医学科の推薦入試における不正疑惑でのネットの声を紹介します。
「流石の加計学園です。この学園に一般のルールは当てはまらないのが常識でしょう」
「人種や性別や、貧富の差で区別しないのが大学(ユニバーシティー)だ。加計学園に大学の資格はない。いくら安倍のお気に入りでも、文科省は直ちに大学の認可を取り消すべき。」
「筆記試験でいくら良い点をとっても、悪い点とったお友達を合格させるために不合格にします。」
「これあまりに非道と思ったスタッフのリークですよね。それにしても面接点が0点って人格を否定された気がするな。
該当の受験生は紛れもない被害者だと思いますが、この大学の獣医学部の在学生、卒業生も違った意味での被害者ではないかと思います。」「大変残念ですが、今や文科大臣他全閣僚、官僚、検察まで全て安倍総理に
押さえられました。無理が通り、道理が引っ込む社会になりました。
公正、平等、道徳が失われても支持率40%とは驚きです。」
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/articlemain?d=20200311-00036577-bunshun-soci
以上ネットのこえでした。
まとめ
今回は「逢沢一郎衆院議員と加計孝太郎の関係をわかりやすく解説【加計学園問題】」というテーマで、逢沢一郎衆院議員と加計孝太郎の関係と加計学園問題の不正入試疑惑についてお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。