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第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局棋譜。

8月26日実施の第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局講評と棋譜。結果は佐藤康光九段が三枚堂達也七段を破りました。

佐藤康光九段

目次

第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局講評と棋譜。

三枚堂達也七段

 

8月26日実施の第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局講評と棋譜。結果は佐藤康光九段が三枚堂達也七段を破りました。

 

場所は東京・将棋会館で開催。165手で佐藤九段の勝利。

 

矢倉の将棋で佐藤九段がリードを奪い、三枚堂七段の粘りを振り切って勝ちました。

 

第62期王位戦予選(主催:新聞三社連合)の対局が始まっています。藤井王位への挑戦を目指して、まずは挑戦者決定リーグ進出を懸けたトーナメントが進行中。

 

振り駒で先手番になった佐藤九段は、得意の矢倉を選択。佐藤九段は銀を繰り出して棒銀の構え、三枚堂七段は飛車香を並べて端から攻める構えをとりました。

 

両者激しく攻め合う、矢倉らしい全面戦争でリードを奪ったのは佐藤九段。相手の飛車を取ることに成功しました。

 

しかし、そこから三枚堂七段が粘りを見せます。銀2枚を相次いで打って佐藤九段の竜を捕獲。そして佐藤玉を攻めつつ自玉の上部を開拓し、入玉を目指します。

 

佐藤玉は飛車と馬ににらまれ安全とは言えない形。入玉も見せられて焦ってしまいそうですが、百戦錬磨の佐藤九段は冷静でした。

 

自玉周りに銀を2枚打って守りを固め、寄らない形を築いてから、角で飛車取りをかけたのが決め手でした。

 

角のラインに飛車と竜が入っており、飛車を手にすることが確定。最後は入手した飛車を打ち込んで、三枚堂玉を寄せ切って勝利を収めました。

 

この勝利で予選通過まであと3勝とした佐藤九段。第57期以来のリーグ入りを目指します。佐藤九段は王位戦七番勝負には5度登場していますが、獲得はありません。

 

王位戦予選は8つのトーナメントで行われ、それぞれの優勝者が挑決リーグに参加。シード棋士4人を含めた12人が参加する挑決リーグは、紅白のリーグに分かれて行われます。そして各リーグ優勝者が挑戦者決定戦を行い、藤井王位への挑戦者が決まります。

 

第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局棋譜。


将棋対局速報▲佐藤康光九段ー△三枚堂達也七段 第62期王位戦予選[矢倉]

2020年8月26日の将棋対局情報(詳細は次の動画で随時更新!)

第62期王位戦予選▲佐藤康光九段△三枚堂達也七段
佐藤康光九段が勝ちました。
(持ち時間:4時間)

 

まとめ

今回は「第62期王位戦予選佐藤康光九段・三枚堂達也七段対局棋譜。」というテーマでお送りしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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